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フランス2003年
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2003年11月19日(水)曇り、12℃
パリ

今日は朝6時半に起きて、・・・ん?いや・・・違う。フィレンツェにいるさっちゃんから電話で6時に1回起こされたような気がする。そして、7時半にモンサンミッシェルのセンディング。朝食後、ロビーでツアーデスク。9時にはルーブル博物館のセンディング。そして、9時40分から、残った方々とシャンゼリーゼ通りへ行った。曇っていて寒い・・・。ルイ・ヴィトンが改装の為に移転しいていたのはニュースだ。同じカフェ・ド・フーケとの間のジョルジュ・サンク通り38番地で「モラビト」の先。カジュアルな服装で入って行く新婚さんたち。また、きっと服装を見て「あ〜あ、もう日本人は〜」って思われるだろうな〜と、思いながら見送った。その後は携帯電話にリチャージへ。あっちだこっちだと3回も場所を指定されては拒否されて、ちょっとご機嫌斜めになった。そして、いつもはお願いするとすぐにチャージしてくれるのに、「自分でやれ!」・・・私はもう怒ってしまって、マネージャーが出てくる騒ぎ?!となった。そして、マネージャーが出て来てびっくり。さっき間違って私に「あっちだ」とぶっきら棒に言ったヤツ。「もう2度と来ないぞ〜」と思って、にこやかに「さようなら」って言って出てった。シャンゼリーゼなら、次回のチャージには、あの巨大CD屋さんに行こうと思う。左上の写真は昨日の寒そうな ヴェルサイユ宮殿の庭園とトラム。お庭にあったきれいな花はすべて掘り起こされて、もう土だけとなっている。右は今日の私のお昼。ホテルの近くの日本食材店にて、購入。左のカップラーメンは好きな辛し高菜が入っていて、とんこつ味。2.5ユーロ(約330円)、寿司弁当は7.5ユーロ(約1000円)でした。いつも海外へは必ず持参の「生うどん:ごんぶ○」が3.5ユーロ(約470円)だった。実は今回もスーツケースに収まっている。イタリアで食べるつもり。1回はちゃんとしたレストランでさっちゃんと食べる約束をした・・・あ〜、朝はその電話だったんだわ。予約しなくては・・・。今日はローマの食事の予約とオプショナルを受けて、申し込みの電話をした。会社では公衆電話を使用するように指導されている。しかし、皆それぞれ自分だけと思うのか、口で「あそこ」と言って来る。「いつの何時がいいのですか?」「間違うといけないから申込書に書いてね」「なくしたらメモでもいいから」・・・繰り返して言う。まったくこちらのことは考えてくれない。オプショナルもあるから、申し込みが何十種類にもなる。この大勢の人数の予約をまとめて、公衆電話の予約では大変。結局部屋でノートにして、間違いのないように、3回くらい確認後、指定の時間まで気にしながらの電話は大変だ。特にレストランは日本と違い、ダラダラいつでも開いてはいない。12時〜14時、19時30分〜23時などと、決まっているので、その時間にしか電話も出来ない。その辺はバスの中でお話しするが、聞いているのかどうか・・・前回の学生さんと同じような感じ。皆さん個人個人はとても気さくでいい方々ばかりだが・・・言わないと申し込みがない。特にミールクーポンはこのコースに付いている食券。予約はこちらのサービス。公衆電話ではないから自腹の電話をしている。皆さん、早く出して〜〜〜(~_~;) 取れなかったら、大変なのは皆さんよ〜・・・。実は一番大変なのは私(>_<) 電話も時間がかかる。国際電話なのに、よく待たされる。有名ホテル内のレストランはまずはホテルのオペレーターにつながり、それからレストランへとなる。最初の電話はホテル内のレストランで7〜8分も待たされて結局出ないので、1回切った。これだけでもどれほどの電話代だったか・・・怖くなる。
部屋にいて嬉しいのは、JSTVが入っているので、NHKのニュースなどが見えること。ネットも電話の回線とは別にあるので、繋ぎっぱなしでも問題ない。有料だが、部屋にはLANケーブルも引いてある。窓からセーヌ川、エッフェル塔の頭が見える。このホテルは9月に大変ご立腹されたあのお客様のことを鮮明に思い出す(~_~;) 朝食会場がきれいなカフェでオープンしていた。「ル・ノートル」は菓子業界では有名なカフェだ。視察に行った覚えがある。食器もシンプルでいい。前のレストランよりスマートでずっと素敵になった。17日にお会いしたshinkoさんとの写真はロンドンへジャンプ!



2003年11月08日(土)晴天、12℃
パリ

今日は終日自由行動の日。オプショナルのユーロ・ディズニーが1台出るので、送り出しに7時40分にはロビーのツアーデスク前に行った。すでに他のコースの学生さん達を乗せたバスが到着していた。環状線を走って来たので、15分で到着したようだ。それでもこちらの集合まではまだ時間がある。ぞろぞろと眠たい顔でエレヴェーターから降りて来る学生さん達。彼らはお天気が良くて恵まれていると思う。昨年は風雨だった。送り出し後にゆっくり食事をしていると主催旅行の会社のT/C仲間に会った。ルーブル博物館で指しただけで捕まった。ライセンスを持ったガイドさん同行ではないのに、説明していた・・・と言う事なのだ。思わず一緒にいたお客様に「パパ〜、ママ〜」と呼んだらしいけど、モニターでずっとマークされていたようだ。私も昨年この学校の学生をご案内して、入口で大喧嘩している。「団体で入るな。予約して入れ。入口は団体専用がある」と。フリータイムでどれだけの学生さんが来るかわからないのに、そんなことを言う。どうして、我々T/Cに冷たいのか・・・お客様をご案内して何が悪い!今年はそんなわけで、ホテル出発前に地図や館内図で説明して、「入口までのご案内」とさせていただいた。もちろメトロ(地下鉄)で行くので、前もってお財布からお金はポケットへ入れてもらってから出発。駅でお財布を出さない方がいい。今日の外は11月らしい寒さとなっていた。昨日までがこの時期にしては暖かかったのだ。メトロの使い方など案内しながら、パレ・ロワイヤル・ミュゼ・ド・ルーブル駅まで行き、ルーブルへ。中央のナポレオン広場の大ピラミッドへ行く時に、左右には館内の彫刻が無料で見られる。右にはcafeがオープンしていた。次はここで広場を眺めながら、ブランチがいいかも。解散後、パレ・ロワイヤルの裏手から入る中庭で散歩している子供連れの家族や犬の散歩などを見ていた。そして、体が冷えてきたので、メトロで帰ろうとすると、知人にバッタリ。彼は食品会社に勤めている人。待ち合わせしているけど、時間があるからと、ホテルまで車で送ってくれた。土曜日の午前中の道はまだまだ空いていてアッと言う間にホテルに到着。そのまま、ツアーデスクの掲示板へ明日の予定や注意事項など書き込んだ。部屋へ戻り、明日の準備。そして、自分の掲示板に書き込んだチャットの準備。苦手のチャットだが、今日は突然1時間くらいしてみる気持ちになった。
夜はバス2台とも同じレストランへ。結構流行っているようで、満席だった。先に着いて、メニューなど確認していたら、2台目が到着。ここまではバスを降りても、見える位置なので、大丈夫と思っていたら、携帯が鳴った。「あの〜、レストランはどこですか〜?」走って迎えに出た。そして向こうで電話中の彼女に、「こちら〜、後ろを振り向いて〜」と電話で言うと、振り向き「あ〜、そっちですか〜?」って。でもお客様がいない・・・ざわざわ声が後ろから聞こえた。私も振り向く。なんとレストランの前に学生さんたちと先生が立ち竦んでいた。「あ〜、先生。ここですよ」と何事も無かったかのように、中へご案内した私。何を目標に歩いて来たのか・・・番地?レストラン名?・・・たぶん、どちらでもなかっただろうと思った。たまたまレストランの前で立ち止まって困っちゃったみたいだ。
ホテルでは、また昨日と同じように、眠ってしまったので、注意した。「横になると眠るから横にならないのよ。眠い時は椅子に坐っても眠るから、私は立ったままでやることやるけど・・・」「はい、そうですよね〜」と言って、明日の準備を始めたが、今さっき静かなので振り向くと、赤ちゃんがおしりを上げて眠るようにして、そのまま固まっている・・・。甘えていると思う。きっと私の会社の後輩(プロ添)ならこのようにはならないと信じたい。そのままにしててみようかなどと思うけど、また大変なのは私。お風呂へ入ってから起こしてみよう。頑張れ2年生!
朝10時のルーブル美術館
ナポレオンの中庭
ピラミッドと左後方には右の写真
のカルーゼル凱旋門が・・・見える。
カルーゼル凱旋門
1808年完成、高15m
一直線上にシャンゼリーゼの
凱旋門がある
無料でガラス越しに覗ける
ルーブル美術館の彫刻の部屋
パレ・ロワイヤル パレ・ロワイヤルの中庭 中庭を散歩中の犬
ルーブル美術館前のメトロ ギマールのデザイン
アールヌーボーのメトロの入口
アール・ヌーボーの装飾が美しい


2003年11月07日(金)晴天、16℃
パリ写真だけUPします

スタジアム カルーゼル凱旋門
1808年完成、高15m
インターコンチのcafe ハロウィーンのかぼちゃ
エッフェル塔 ヴァンドーム広場の44mの
柱の上にはナポレオンが。
エジプトのルクソール神殿の
オベリスクは1833年にこちらへ
アンジェリーナのモンブラン
6.20ユーロ(約800円)
ソルフェリーノ橋にて
いつものポーズ
チュイルリー公園から上る部分。
上のチュイルリー河岸通り
からも渡ることが出来る。
ソルフェリーノ橋からの眺め
セーヌ川を走る遊覧船とルーブル
黄金色に黄葉していた
CREAPOLEプロダクト・
デザインの学校。
卒業生にはユーロの
デザインをした人もいる
有名な学校。
受付は簡単なカウンターだけ。
日本人も50人在学中。
トヨタの車をイメージして作成 学生は2000人。
そのうち50人は日本人
夕陽に映える雲がきれい
チュイルリー公園
公園内の彫刻と夕焼け 公園内の噴水と池と椅子 オペラ座の美しいライトアップ姿



2003年10月20日(月)曇り、16℃
パリ

今日は社長のご提案で着物でシャンゼリーゼ通りを散策する日だった。車内のご挨拶ではあのストライキのパフォーマンスに驚いたことをお話した。チェックインの時に高層ホテル25階建てのため23階には嬉しかったが、やはり何かあった時のことを考えると低い階がいいのかもしれないと思ったことも付け加えた。今後の予防線?!ツアーだとだいたい低い階数にあてられるからだ。パリ市内見学はまず一番遠いノートルダム大聖堂へ行き、その後シャンブラして、ホテルへ戻って来た。まだ廊下は掃除されてなかったので、紙くずもそのままだった。お着替えをしていただき、12時にチェックアウトして、25分には出発し、昼食へ行った。その後はお買い物の時間となっていた。オペラ座界隈でのフリータイムとし、ブランド・ショップへ行く方をサントノーレ通りへご案内。その後は18時に集合。バスで移動して、和食屋さんの通りで解散した。社長のご希望は「早く空港へ行き食事をして・・・」そこへ私は「オペラ通りに和食、中華、フランス料理など何でもあるので、ご希望のものが食べられます。空港はパン食しかないですよ。早く行ってもチェックインはまだまだ出来ないですしね〜」もう必死で説得する。「そうだね〜」とご理解いただいた結果の和食ご案内となった。「ここで最後にフランス料理へ行く方〜?!」とバスの中で振り向くと社長が「は〜い!」皆大笑い・・・誰もがそんなはずはないと思っている。降りて、指差し「ここは何でも屋、あそこはうどん屋、定食屋、ラーメン屋・・・」ずんずん進む社長。案の定、讃岐うどん屋さんへ入って行かれたのを見た。私は手前の何でも屋さんへ入ろうとすると、静岡の支店長も「私達も行くわ〜」と入っていらした。私はねぎラーメンをオーダーした。他に餃子、酢豚、五目固焼きそば、えび焼きそば、なども皆でシェアーしようとオーダーして下さった。ねぎラーメンだけでも美味しくお腹いっぱいになった。皆さんもそれぞれラーメンを食べたので、サイド・オーダーの物がほとんど残ってしまった。「目がほしがっていたのよね〜」と支店長。それだけ和食に飢えていたということだろう。「会社支払いにするから大丈夫よ」全部ご馳走して下さった。食後はまっすぐシャルルドゴール空港へ行き、免税の手続きとチェックインをして、早々と出国してゲート前でボーディングを待った。そこであれこれと精算をしていたら、眠くなっってしまった。やっと23時過ぎに搭乗が始まった。乗って席に着き、すぐに眠り込んだようだ。離陸を知らず、食事の時に目が覚めて驚いた。食後もそのまま眠ってしまった。歯も磨かずに、いつもは機内は砂漠より乾燥しているからとお化粧を落とし、ナイト・クリームを縫っているのに、考えることもせずに眠った。1度トイレへ行き、最後到着前の食事で目が覚めた。18時に到着した成田空港では皆さんと「また来年ね〜」とお別れした。あの怒っていたおばぁちゃんも「ありがとね〜」って頭を下げ、手を振ってお帰りになった。そして、古いパスポートで翌朝ニースへいらした方が「私が一番お世話になったわね〜。ニースに行くのは私の夢だったからね〜」と握手を求めていらした。彼女は3泊6日の旅行だったのだが、最後までお元気でパワフルな方だった。来年はこの優待旅行どこへ行くのかな〜と楽しみ。画像はサンジェルマンデプレのカフェドマーゴ。

ノートル・ダム大聖堂 正面の最後の審判
左が天国へ、右は地獄へ行く様子
内部奥にあるピエタ


2003年10月19日(日)曇り、17℃
アヴィニョン〜アルル〜パリ

今日は1日で4つの世界遺産を見学するので、忙しい。7時半にホテルを出発したが、まだまだ暗い。ガイドさんと「ポン・デュ・ギャールが暗くて写真撮れないかもね〜」と心配したが、何とか下のように撮れた。昨年の9月の下のアーチ部分がほとんど隠れるくらいの大洪水があり、まだ工事中だった。近くの売店も閉鎖され、トイレも使えなかった。お天気のせいもあるのか、あんなに見たかったこの世界遺産古代ローマ時代の水道橋にあまり感動はなかった。スペインのセゴビアや他でも水道橋を見ていたからだろうか・・・。それより、ゴッホのアルルの跳ね橋の方が嬉しかった。アルル旧市街は古代の巨大な遺跡が残る街。ゴッホやゴーギャンが住んでいたことがある。私はセザンヌもゴッホ、ゴギャンもどちらかと言うと、苦手。でもゴッホの作品の中では色彩的にも「星空のカフェテラス」は好きだが、そのカフェも市内にあった。この作品はオランダのクレーラー・ミューラー美術館にある。このカフェはゴッホの作品を見て、あの黄色に塗り替えたと言われている。アヴィニョヨンへ戻り、歌で有名な「サン・ヴェネゼ橋」へ行った。有料だった。橋の上は踊れるように?!平坦かと思ったが、滑らないように?!石がボコボコ飛び出していた。橋から見た世界遺産「法王庁」も素晴らしく大きく威圧的なものに見えた。どこへ行ってもお着物の方々は皆の注目の的。これが快感なので、明日午前中は皆で着物でパリ市内観光をする。そして、シャンブラ!アイドルやモデルさんのような気分なんだろうか・・・歩くだけで外人さんが寄って来て、写真を頼まれる。昼食は素敵なレストランで美味しい料理をいただいたが、TGVの時間が気になってほとんどデザートは残して出て行った。昨日からの心配事は駅でポーターがちゃんとトランクを運んでくれるかどうかだった。しかし、予約もきっちり入っていたのでバスからTGVの貨物車へ運び入れてくれた。今回は2階建TGVの2階なので、もしポーターがいなかったら、自分でこの2階まで運ぶことになる。そうなったら、フットワークの軽い協力的な社長、部長とガイドさんとで運ぶしかなかった。2時間47分間のTGVの中ではおしゃべりに花が咲き、止まらない。山陰から買って来ていた「どじょうすくい饅頭」を差し入れしてとても喜ばれた。私はPCを開き、サイト用に画像を加工し、更新の準備をした。
パリではモンパルナス駅横の高層ホテルの23階の部屋へ入り、すぐお着替え。昨日怒ったおばぁちゃんが時間が過ぎても来ないので、心配になって電話し、お迎えに行くことになった。そうしたら、何度も遅刻の理由を話される。私は昨日1言も弁解しなかった。そんな私を許す気持ちになったのか、それからニコニコ。人を叱って、同じように(昨日のは完全に彼女の誤解)遅刻した自分が恥ずかしくなったのだろう。徒歩でパリ1の高層モンパルナスビルの最上階のレストランへ行った。15人中13人がお着物。男性のお二人も渋くきまっている。夜景のきれいなレストランで席に着いた瞬間、19時のエッフェル塔が☆彡チカチカ10分間の瞬きを始めて、歓声があがった。座席を決める時に嬉しいことがあった。静岡の店長が「ミンメイさんはここよ」と指定して下さって、すっかりその気になっていたら一番後に入って来た社長が座りそうになり、私が「どうぞ」と言うと、支店長は「え〜、社長はそっちでいいよ。ここはミンメイさんが来るんだもの」って、真面目に嫌な顔をされて、若い社長も困ってしまったが、まさか私が座るわけには行かず、交代。しかし、これは社長にもミンメイの人気がわかるいいチャンスだったかもしれない?!食事も美味しかったが、夜景がとてもきれいで、20時のエッフェル塔の☆彡チカチカも見ることが出来た。キラキラ光りダイヤモンドを散りばめたかのようでうっとり。食後は21時のセーヌ川の観光船に乗った。約1時間10分の乗船で自由席。2階のテラスは眺めはいいが、この時期すでに寒いので、下で暖まっていたが、流石にきれいな夜景に皆甲板へ出て写真撮影。下船し、バスに戻る時に22時の☆彡も見て、皆で合わせて今日だけで4回エッフェル塔の☆彡チカチカを見てしまった。ホテルへ戻って、すぐ部屋へ行こうとしたら、全員でSHOPへ走る。あのパワーってどこから来るのだろうか・・・一人疲れ果て、お別れした。
紀元前19年のポン・デュ・ガール 長さ275m 高さ49mの3層建 ゴッホの跳ね橋 これがその橋
紀元前1世紀の
アルルの古代劇場跡
二人の未亡人と呼ばれる
2本だけ残った柱
アルルの市庁舎前広場 サン・トロフィーム教会
ゴッホの闘技場 これがその闘牛場、アレーナ
ローマのコロッセオより古い
外壁部分 回廊部分
ゴッホの星空のカフェテラス これがそのカフェテラス 窓から顔を出していた犬 古代ローマの遺跡の残る
サントロフィーム・ホテル
アヴィニヨンのサン・ヴェネセ橋 橋の上で踊ろうよ〜♪
途中で切れたまま
12世紀後半に造られた 法王庁とローヌ川
プロヴァンス風テリーヌ 鴨のメインとニンニク リンゴのプリオッシュと
アイスクリーム
すっきりしたアヴィニヨン駅




2003年10月18日(土)曇り時々小雨、16℃
ニース
〜エクサン・プロヴァンス〜アヴィニョン

朝陽を楽しみにしていたが、残念ながら今朝は厚い雲に覆われて見えなかった。9時に出発して、まずはニースの朝市へ行った。野菜、魚、花、雑貨、チーズ、ハーブなどたくさんの店が並んでいた。観光客も多かった。お花の産地でもあるので、花々が安くて驚く。日本なら3000円くらいのブーケが10ユーロ(1350円)程で買える。私に「KAKI」と書いた札のある柿を指差して微笑むおじさんもいた。「今年はぶどうが美味しいですよ」ガイドさん。ワインツアーを思い出す。10時オープンとともに入場したシャガール美術館見学後、カンヌへ移動。ドライバーさんがレストランの位置を間違って、指す方向へ歩くが、ない。通りの名前も違う。道行く人に訪ねると「聞いたことがない」 ウロウロしながら、レストランへ電話するとドライバーさんの勘違いだったlことが判明。バスに再度乗りまた移動。レストランの方もお迎えに来て下さったが、旧市街の狭い場所で大型バスの入れるような道ではなかった。食事はカニのスープ、ポークとイチジクのソテー、ラフランスのデザートで大好評。デジカメを持たずに行ったのを後悔。その後は高速を使って、プロヴァンスへ移動した。エクサン・プロヴァンスのセザンヌのアトリエでガイドさんと待ち合わせていた。電話で約束の15時半より15分は早めに到着の旨伝えると、「僕の方が遅くなります」と言って、結果約束の10分後に到着。あまり遅刻するような日本人のガイドさんはいないので驚いた。アトリエの説明をしていただき、バスで旧市街地へ。大聖堂〜市庁舎〜ミラボー通りを歩いた。市庁舎前広場ではフリータイム30分を取った。その時に、お菓子を買いに行く人、トイレに行きたい人と別れた。私は外にトイレはないので、「私が珈琲を注文して飲みますから、トイレを借りて下さい」と言ってご案内。時間の5分前に待ち合わせ場所へ行くと、「皆寒い中立って待ってんだよ。何やってるの!時間を守りなさい!」と私の前へ進み出て、怒っているおばぁちゃんがいた。私は時計を見た。まだ時間ではなかったし、わけわからず、「すみません」 でも何故か他の方は笑っている。そして、その方の担当の社員さんが「いくらミンメイさんがお客様の為に、トイレがないから喫茶店で珈琲をわざわざ飲んでトイレを借りてあげているんだって、言ってもわからないみたいよ。気にしないで」他の方も「私も言ったんだけど、怒っててね〜、ほっとけばいいわよ」・・・一方的に怒ってしまったそのおばぁちゃんは初参加の方。夕食時にも乾杯のグラスを私だけ合わせずにわざと引っ込めたり、「時間を守らない人はダメよ」って、聞こえるように言っている。社員さんは大切なお客様だからもう私の為に弁解はしないし、諦めている様子。仕方ないけど、あまり良い気持ちはしない。穏やかな方々の多いこの旅行に変わった人が入って来たと思った。同室の方も私とトイレへ行っていたので、部屋で叱れたようだ。聞くと、毎朝4時起でお風呂へ入るとのこと。ちょっと相部屋の方もカワイソウかもしれない。お天気と同じように何となくすっきりしない日だった。でも、雨に降られる事無く見学も出来、ホテルは満室のためのメゾネット・タイプ(1階はリヴィング・ルームとバス・ルーム、2階にベッドルームがそれぞれのスィート・ルーム)の部屋で皆さんには喜ばれるし・・・忘れることにしようと思った。我々シングル・ルームもリヴィングとベッド・ルームは別の部屋で、どちらからでもバス・ルームへ行ける部屋で、ラッキーだった。1泊だけで明日は7時半には出発・・・残念!
ニースの朝市 花束:15ユーロ ご主人を待つ犬
プロヴァンスのプリント製品 シャガール美術館内の
池の向こうのあるモザイク
ノアの箱舟 モーゼの十戒
セザンヌのアトリエ前の庭 アトリエで眠る猫 セザンヌの通った学校 アヴィニヨンの法王庁


2003年10月17日(金)曇り、18℃
ニース〜モナコ〜エズ〜ニース

今朝は5時半に目が覚めた。昨日成田空港において来た人のことが気になっていた。今回のお客様も呉服屋さんの優待旅行で15名様。社長や他社員さんが5名様で後の10名様がそのお店のお客様。その中で静岡からいらした方が、ナント古いパスポートをお持ちになって、成田で気が付かれたのだった。腰が抜けたかのように座り込みショックは隠せない。支店の担当者がお見送りに来ていたので、何とか航空会社と交渉してくれ、夜便なら空席があることが判明。「お一人で乗り継いでニースまでいらっしゃいますか?」「はい、どうしても行きたいです」で決定。それでもパリからの乗り継ぎのフライトがうまく取れずに、オルリー空港へ移動して飛べることになった。一度外へ出た方がかえってアシスタントを付けられるので、こちらも安心。そして、今日朝7時前に、無事にパリのオルリー空港にて、チェックインが終了と電話報告が入った。彼女に代わってもらったが、とてもお元気だった。まだ暗い中、7時に朝食へ降りて行く。ゆっくり食事を取っていたら、海や空の色が変わっていくのに気が付いた。もうすぐ朝陽が昇る・・・フロントで時間を確認して、部屋へ戻り、掲示板へ書き込みしてから出て行ったら、もうすっかり上がっていた!海岸へ出ると波はいつもなら穏やかなのに、荒く高いのに驚く。大波に飲まれそうな所に立ち、物思いにふけっているいる人もいた。しかし、この時間プロムナード・デザングレと呼ばれる海岸の散歩道にまだまだ人気はなかった。
少し早めにガイドさんには来ていただいていた。打ち合わせをして、社長へご紹介してから、私はタクシーで空港へ向かった。予定の3分遅れで到着した飛行機から、彼女が降りて来る。お着物だった。成田空港から一旦静岡へお帰りになったようだ。ガラス越しに嬉しそうに手を振り、お互いを確認する。スーツケースも無事で、一緒に出ていらした時はまるで外人のように、抱き合い再会を喜び合った。すぐタクシーでホテルへ入り、確認するとどうしても観光をしたいとのこと。ガイドさんと連絡を取り、モナコの王宮前で合流することにした。約1時間休んでいただいて、11時にタクシーでモナコまで行くことにした。「たぶん日本円で10000円はします」とお話すると「はい」って、現金を渡された。話が早いのは助かる。
ニースのホテルをタクシーで11時10分に出発した。高速道路を利用し、モナコの王宮前へ乗り付け、75ユーロだった。到着と同時に他の方々と合流。再会を喜び、11時55分の衛兵交代式を見学。その後は展望台からモナコの街と湾を眺めて、レストランへ。白身のお魚のホワイト・ソース・・・これはどこでも同じように調理してある。日本のように、焼いたり、煮たりはしないのか不思議。夕食も社長のリクエストで海の近くだからと、牛肉を魚に変更してあるが、きっと味付やソースは同じと思い、電話で見た目の変化を求めた。結果、トマトソースで出て来たので、まったく違う魚料理に見え、ホッとする。そして、また社長のリクエストで「ブイヤベース」も3人に1皿付け足した。これは1皿5〜60ユーロかそれ以上するもの。一人1皿では予算オーバーとなる。お味だけを見ていただくために、3コースの食事に追加オーダーとした。以前、ニースでブイヤベースの食事のオプショナルを9000円で販売。行ったレストランが田舎のCafeのような所で、そこのブイヤベースにはほとんど魚やえびなどの姿のない、スープだけというのが出て来た。それで、「何だこれ?」と皆で唖然とした経験がある。私もそれまでそんな高級料理は食べたことがなかったから、ビックリだった。日本ならきっとえびや魚、貝などが乗ってきれいな盛り付けで出てくるに違いない。そのスープをほとんど残した日本人グループに、レストランもかなり驚いただろう。今日のブイヤベースは魚が何種類か焼いておいてあり、ムール貝、えびも乗っていたので、それなりに見えたが、味はあの時と同じ味だった。社長も「こんな味なの?」・・・。その社長は食後お一人でカジノへ行かれた。
アンジェ湾と朝陽AM8:00 ニース・ビーチの高い波 海岸沿いにはホテルが並ぶ 朝陽があたるマンションと
朝のラッシュの様子
ニースと地中海 プロムナード・デザングレ モナコ FLOのブイヤベース
鷲ノ巣村のエズ 蔦のトンネルを上がって行く SHOPやギャラリーが並ぶ ニーチェの小道へ続く家




2003年09月25日(木)晴れ、19℃
パリ

19時、きれいなお姉さん達から電話があった。夕食を一緒にいかが?と・・・一人の食事は淋しいので、すぐに飛んで行った。
セーヌ河にかかるアルマ橋の、あのダイアナさんの記念碑となってしまっている、自由の女神の松明(トーチ)部分のオブジェで、待ち合わせをした。エッフエル塔の見える角のレストラン「Chez Fracis」01-4723-3953へ、カジュアルな服を着た3人が入ってみた。ほぼ満席だったが、入口付近に席を作ってくれた。下記はその時食べた軽食。それでもいいお値段がしたのは場所柄。20時と21時のエッフェル塔のキラキラ☆彡光イルミネーションを食事中に見た。楽しい夜にして下さったお二人に感謝!
カルパッチョ 16ユーロ
約2200円
タルタル・サーモン 11ユーロ
約1500円
左の付け合せのグリーンサラダ サラダ 12.5ユーロ
約1700円



2003年09月24日(水)晴れ、18℃
パリ

今朝も起きて真っ先にカーテンを開ける。真っ青な空が広がっていて、急に元気が出てくる。今日は日本出発時からTGVのストライキ(間引き運転)をが噂されていた。しかし、遅延するわけでもなく、11時01分定時にパリのリヨン駅に到着。バスで移動したノートルダム寺院近くのレストランで早め昼食を取り、ガイドさんとの待ち合わせにはまだまだ時間もあったので、1時間ほどフリータイムを取った。その間にお勧めしていた近くのサント・シャペルまで行った方もあったが、やはり2階へ上ってステンドイグラスが目に入った瞬間、「あ〜っ」と感嘆の声が出たようだ。13時半から市内観光がスタートした。まずはノートルダム寺院から、その後はいつもの車窓からの風景を眺めながら、右左と首の運動。最後に、特別手配の「ワイン博物館」へ。こんな所にあったのか〜と、驚かされた。セーヌ川の「自由の女神」近くのメトロの6号線が上に見える所。http://www.museeduvinparis.com
ワイン博物館内 ボーヌのワイン市場でいただいた
試飲用の タスト ヴァン
昔はシャイヨー宮があるあの丘辺りもブドウ畑だったようだ。ワイン博物館内は地方別の道具などの展示が主だったが、最後にお楽しみのワイン3種類を試飲。これは博物館所有の畑のワインで、南の地方で聞いたことがない地域だった。そして、アップグレード+1延泊の2組の方々とお別れして、8名様とこのホテルへチェック・インした。今夜も北海道の2組の4名様は「ジョルジュ・サンク」へお食事に行かれた。明日のお昼も・・・合計9星の食事をしてお帰りになると他の方から聞いた。ゆうべもミシュランの3星へ行かれたが、決して自慢話をされない方々でとても好感が持てる。



2003年09月23日(火)曇りのち晴れ、18℃
ブルゴーニュ

今日は9時に出発して、また畑見学に行った。ボーヌを出て、すぐポマールから始まるコート・ド・ボーヌ銘醸地は最高級のブドウ畑が続く。しかし、柵も何もない畑に昨日から自由に入っては積み残しのぶどうを食べている私たち・・・いいのだろうか?!55人乗りの大型バスで畑に横付けしているから目立つはずだが、誰も注意しない。摘み取り前なら少し状況も違ったかもしれない。どのぶどうも甘くて美味しい。昨日の赤ぶどうはたくさん食べられないくらい極甘だったが、今日の白はさわやかな甘さで好評。左はシェヴァリェ・モンラッシュの・・・・小さくて素敵な門はカップルにはいい記念となりそう。また、今日も走り回ってお気に入りの畑でつまみ食いをする方々。とても嬉しそう。時間も余裕あるので、充分時間を取った。畑見学でこんなにハシャグ方々は他にないだろう。お昼は「ワインの首都」ボーヌのカーブ・レストランの地下で食事した。大好きな白チーズが出て来て、JA関係のグリーンツーリズムで来た時のことを思い出した。あれ以来で忘れていたので、かなり興奮。皆さんには砂糖をかけて食べるのをおすすめした。運転手さんはコショウをかけていた。ハーブでもニンニクの刻んだのでも何でもお好みで食べるチーズはとろりしていて、プレーン・ヨーグルトのよう。午後はツーリスト・インフォメーション前のオテル・デュー(ホテルだが、Hがフランス人は発音できないので、オテル)へ。ここは何と言っても中庭から眺める幾何学模様の屋根が素晴らしい。残念ながら、入る時は曇っていてあまりいい写真が撮れなった。左下の屋根の部分の写真は絵はがき。施療院で、貧しい人々の救済のために1443年フィリップ・ル・ボンの宰相ニコラ・ロランによって、建てられたもので、1971年まで使われていた。内部の見学は有料。日本語のパンフレットがもらえる。最後にはワイン市場へ。ここは市場と言ってもワイン販売所で、試飲も可能。地下には古いワインがいっぱいで、ロマネコンティもここなら抱き合わせなくて、1本から買えるそうだ。皆さんは良くご存知なので、誰も値段を聞く人がいないけど、たぶん何十万円はするだろう。それ以外の生まれ年のワインの値段は皆さん聞かれていた・・・だいたい平均10万円?!ご年配の方なら、もっと!ここで試飲し、解散とした。私はノートルダム教会を目指した。内部はロマネスクでフレスコ画も残り、きれいなステンドグラスと15世紀のタペストリーが有名。、黒いマリア様はこの街の守護聖人。
ツーリスト・インフォメーションにて、「車で巡るぶどう畑」と言うツアーがあり、2種類あるが、2時間半で40ユーロ。両方参加できるように、時間を考えて設定してある。お問い合わせは06−7338−3719へ。たぶんこれは携帯番号だから日本人が出るか、英語でもokかと思われる。時間や巡る畑内容はこちらへ。他にも観光電車に乗ってボーヌの観光地を巡るツアーがある。40分で大人5ユーロ。ドライバーさんに直接支払うシステム。
ポマール ポマールのぶどう畑 昨日食べたエスカルゴを思い出す 道路標識
ワイン街道の看板と村の地図 シャトー・ムルソー 白ぶどうの最高峰モンラッシュ モンラッシュのぶどう畑
シェヴァリェ・モンラッシュ シェヴァリェ・モンラッシェのぶどう シャサーニ・モンラッシェ村のカーブ ムルソー村役場
ヴォルネィ ムルソー ムルソーのブドウ畑 CAVE ST GILLES:昼食
昼食レストラン地下内部 ワインがたくさん 半熟卵のサラダ 牛肉のワイン煮込み
白チーズはお砂糖をかけて食べる
のが私のお気に入り。塩でも、コ
ショウでもOK。ヨーグルトのよう
カシスアイスとフルーツケーキ オレル・デュー入口
1443年の建物で、寄付で運営
されている病院で、公開部分は博物館
中庭のきれいな幾何学模様の
屋根は七宝焼き
貧しき者の広間
ベッドが並んでいる部屋
貧しき者の広間
天井が珍しい造りで高い
貧しき者の広間
チャペルのステンドグラス

ベッドからもお祈りが出来る
フランドルの画家の作品「最後の
審判」衝立画ポリブティックは

8年かかって描かれた
オテル・デユーの塔 ワイン市場内部は試飲と
販売所となっている
ロマネコンティは厳重な
オリの中にあった。
ノートルダム教会:12世紀


2003年09月22日(月)晴れ、25℃
ブルゴーニュ
(画像だけUP)

今回のお客様は新婚さん2組、仲のいいカップル2組、女性同士、お一人参加の男女の12名様。たまたまだが年頃もほぼ同じ。皆さんそれぞれとてもいい感じで楽しみ。今日はホテル隣のリヨン駅から8時44分発のTGVにてディジョンへ向かった。下車したら、観光局に二人しかいない日本語ガイドさんのお一人の飯端さんがお出迎えして下さった。トランクは別の貨物車に乗せてあったが、見ると下ろしている様子がない。慌てて、もう一度、ガイドさんに「荷物は11号車ですが、ポーターがいるんですよね」と言うと、「はい、ちゃんと言ってありますが・・・」との返事。でもどう見ても誰も動いていない。ここは途中駅のために2〜3分しか止まらないはず。慌てて、ガイドさんと走るとポーターがボ〜っとしている。「早く下ろして下さ〜い」遠くで車掌さんが我々の動きを見ていた。結局我々の荷物が降りるのを見て、動き出したTGV。これがスペインのAVEだったら、とっくに動いていただろう。5分の遅延で全額返金とうたっている列車だから、何があろうと動き出す。
ブルゴーニュのこの辺りはコート・ドール「黄金の丘」と呼ばれ、今回は2日に分けて畑の見学や試飲をして回る。
今日はまず最初にドメーヌ(ワイン作り農家)を訪ねた。バスを降りた皆さんは「わ〜!」と真っ先に畑へと飛んでいらした。「まずは中からお願いしま〜す」 とビックリして叫ぶ私。ワインの試飲をしシャンベルタンを含め8種類したが、首まで真っ赤となった。味も何もわからない私には「豚に真珠」状態。皆さんは朝からワインでいい気分となり、その後の畑でもあちこちと走り回って、積み残しのぶどう狩りを楽しまれていた。今年は1ヶ月は収穫が早かったようだ。本当に皆さんいい笑顔で私も嬉しかった。観光地を巡らずに海外で畑を見て喜ぶ人はそういないかもしれない。それが、農家の方であっても・・・。
左はロマネコンティの門?!にあったサイン。これは良く見ないと見落としそうなほど質素。ただ、シンボルの十字架があるので、ご存知の方には目印となる。右は銘醸街道の看板。昼はこちらの名物エスカルゴも出て来た。他にはこの辺りはマスタードが有名。もちろん美味しいレストランも多く、ミシュランの星付きレストランも多い。明日の夜はすでに日本から予約され、ミシュランの3星レストランへおいでになる方々もある。きっと最低3時間はかかるだろう。ハシャギ疲れて、夕食にお出でにならない方もあった。ルームサービスで召し上がっていただいたが、皆さんに「私も〜」と言われても困るサービス。
マルサネのドメーヌ 地下室にワインの樽が並ぶ 試飲は樽の上のワインを ロマネコンティのぶどう
ロマネコンティのシンボルの十字架 ロマネコンティのぶどう畑 ここでワインとなる 看板犬
シャンベルタン シャンベルタンのぶどう畑 シャンベルタンのシンボルの小屋 ここで記念撮影をした
利酒騎士団の城 中庭 荷台に飾られた花 地下のワイン・ボトル




2003年07月16日(水)晴れのち雨のち晴れ、28℃
ランス世界遺産
下の2段は画像をクリックすると拡大します。

今朝はまだ暗い5時半に起き、明るくなった6時半にホテルを出て、新婚さんをメトロでルーブル近くの旅行会社へご案内した。7時半発の「ロワールの古城巡り」にご参加。天気予報は雷マークがあるけれど、どうにかロワール観光中は雨が降りませんように!私はその後、ホテルへ戻ると中途半端な時間になるし、まだまだ美術館もSHOPも開いていないので、少し郊外へ行くことにした。メトロで5分すると、東駅に到着。時間があったので、構内でカフェ・オーレを注文した。温く美味しくない珈琲に、2.9ユーロ(約420円)は痛かった。次々と到着する列車から吐き出されるかのように、たくさんの人が降りて来る。しかし、東京のラッシュアワーのような悲壮感は無く、誰も小走り気味に歩いていない。余裕があると言うのか、遅刻しても誰にも注意されないとも聞く。注意する人は明日は我が身と思うそうだ。
ブドウ畑を走り抜ける列車に乗って、約1時間半。シャンパンの街「ランス」に到着した。もちろん目的はそれではなく、世界遺産のノートル・ダム大聖堂を見に行ったのだ。こんなに痛んだ教会を今まで見たことがない。悲しくなるくらい聖人達の顔が溶けていたり、顔が首からもげていたりと、空気の汚れと雨でかなり風化していた。残念ながら、正面は修復中だった。こういう古い教会や遺跡などは修復していない時期はないだろう。内部は派手目のステンドグラスが並ぶ。しかし、統一性はまるでなし。時代の流れか、途中で何かの事故で替えられたのか・・・。大祭壇の奥には「シャガールのステンド・グラス」があった。前回スイスのチューリッヒで見たばかりだ。ここにもあったのかと嬉しくなる。青紫だけでチューリッヒのような赤や黄色の色はない。大聖堂の前で3日前に写真を撮って頂いたパリのカメラマンさんとお会いした。お互い驚き、「どうしたの〜?」 彼は今日はお仕事はオフで、お友達と世界遺産を撮り歩いていると言う。「私も世界遺産大好きなんですよ〜」「これ以外にここは後二つあるからね。サン・レミ・バジリカとトウ宮殿だよ」「えっ、知らなかった・・・ありがとう!」と別れた。こんなことがあるのだろうか・・・。彼に会わなかったら、2ヵ所しか見ずに(サン・レミが世界遺産とは知らずに行く予定だった)、お昼食べて終わっていただろう。時間がないので、忙しかった。流石に何かあると飛んで行ける距離ではないので、夕方まではいられない。サン・ドニ美術館は午前の部が終わっていた。1枚だけダヴィデの絵を見たかったのだが、次回にしよう。藤田嗣二のチャペルも今日は閉まっていると彼は言っていたので、諦めがついた。お昼はピッザとコーラで10.9ユーロは嬉しい。「東京」と言う和食レストランがあったが、メニューなどがフランス語で日本語がないと日本人がやっていない可能性があるので、止めた。もちろんシャンパンは飲まなかった・・・もったいない?!帰りはひまわりを見て、少ししたら眠ったようだ。パラパラと窓撃つ雨の音で目が覚めた。昨夜のように土砂降りとなったが、10分で止んだ。ホテルへ戻り、会社へ明日の夜のことで再確認の電話をした。何かあればその時に言われるだろうとの読みもある。「お電話待ってました!」と言われてドキッとしたが、単に明日のオプショナルの出発の時間が15分変更になり、早く伝えたかったようだ。今夜はたくさんの写真のUPで、ミンメイVは大忙し。バラの花もどんどんつぼみが花開ききれいになってきたので、UPしよう。今日は本当に嬉しいオフの日?!だった。新婚さんは先ほど21時半にお帰りになって連絡がついた。3人のお姉様方はまだパリの休日をエンジョイ中のようだ。まだ薄明るい22時
スケッチブックがバッグから出て来た。すっかり忘れていた。今回は時間はなさそう。
ブドウ畑を列車は走る
(列車の中より)
どこまでも続くブドウ畑
(列車の中より)
たくさんあるシャンパンのお店 シャンパン醸造の様子の
教会のステンド・グラス
ランス駅 ランスの街並み インフォメーション前でシスターが
二人大聖堂を見上げている
インフォメーションは遺跡に
あるのは珍しい
ノートルダム大聖堂の正面
国王の戴冠式も行われていた
13世紀のゴシック様式 彫刻が素晴らしい 後姿はパリのノートルダムと
似ているのはゴシックだから
入口右の彫刻 入口左の彫刻 微笑む天使は羽根が
片方だけでかわいそう
内部の痛んだ彫刻
シャガールのステンド・グラス 
十字架に架けられるイエス
ステンド・グラスがきれい 青紫のステンドグラス バラ窓
正面のファサード部分 大聖堂内部 柱の上の飾りがきれい 痛んでいる彫刻
大聖堂横のジャンヌダルク ジャンヌダルク像
1429年にはシャルル7世の
戴冠式に参列した
12世紀建築:サン・ジャック教会 教会にいたネコ
11世紀:サン・レミ・バジリカ正面
(世界遺産)
後姿 横顔
ハンギング・フラワーがきれい
後ろの上部の梁
教会の現在の入口
街の ハンギング・フラワーと
教会内部とバラ窓
左の教会入口を入った所
ステンドグラス マチスっぽい近代の
デザインのステンドグラス
教会の大祭壇の中の
サン・レミの棺
上部のステンドグラス 柔らかい色使いのグラス トウ宮殿(世界遺産)
大聖堂の宝物が展示されている
併設のサン・レミ博物館の入口 サン・レミ博物館
14時半〜18時半、祝日休館
サン・ドニ美術館:火休館
10〜12、14〜18時
教会の裏庭のバラ
藤田嗣二チャペル
(パンフレットより)
藤田礼拝堂の壁画
(パンフレットより)
ステンド・グラウス
(パンフレットより)
ひまわり畑
お花は列車とは逆を向いていた
(帰りの列車の中より)



2003年07月14日(月)晴れ、33℃
パリ(パリ祭)

今日はパリで軍事パレードのあるパリ祭の日。パレードを見たいなら、早めに・・・巻き込まれたくなければ、交通規制の解除14時の後の15時くらいからがいいのだろう。夜は花火が22時半から上がる。今朝は6時50分にオプショナルのモン・サン・ミッシェルのバスがお迎えに来たので、新婚さんのお二人をお見送りした。朝食会場に行くと、すでに3人のお姉様方は「今日は遅くなった・・・」と言いながら食事をされている。「こんなに早くどちらへお出かけですか?何かお手伝いできることがあればおっしゃって下さい」「エッフェル塔へ登るから、並びに行くのです」とのお返事。そんなに早く行かなくても・・・と思いながらも、しっかり毎日のスケジュールを決めていらしたご様子なので、「スリにあわないようにして下さいね」と言ってお別れした。7時半にはもう一人ぼっちとなった。TVでパレードの準備などの生中継が早くから始まっていた。10時にシラク大統領がジープに乗り替えて、凱旋門を1周してからコンコルド広場の方へシャンゼリーゼ通りを騎馬兵とパレードする。その後にフランスの軍事パレードとなる。海軍、陸軍、空軍など約2時間、空では戦闘機も、そして戦車もパレードする。毎年の恒例行事。大統領がイスに座り、少ししたら空軍からスタートで、ジェット戦闘機が飛んで来た。コンコルド広場上を抜けた後に、ホテルの窓からそちら方面を見たら、飛んで来るのが見えた。晴れた青空にくっきりとあのフランス国旗の3色の煙。この分では今夜の花火も見えるかもしれない。午後から出かけた。食事してから絵画を見たいと思って、ポンピドーセンターの国立近代美術館へ行った。何年行っていないだろうか・・・。ツアーでは来ることはないので、ほとんど一人でやって来ている。以前はあのマチス展があった時かもしれない。2時間並んでチケットを買ったのを思い出す。ここはパリには似つかわしくない巨大な近代ビルで、誰もが驚く。パイプが並ぶ外観を見て失望するが、館内の作りは空間が広く、ゆっくり見学できるようになっている。まずはチケット(5.5ユーロ)を買って、6階のレストランへ。カジュアル・レストランなら、1階のSHOPの上にあるが、こちらは見晴らしのいい最上階にあるので、お気に入り。大人のレストランと言う感じで決して学生は来ない。静かに落ち着いて食事が出来る。ここからはエッフェル塔もモンマルトルの丘のサクレクール寺院も、ルーブル博物館、ノートルダム寺院などもほとんどの名所が見える。ランチのセットメニューなどはなかった。私は「カルファオルニア・ロール」を見つけて、質問。「日本で食べるあのカルフォルニア・ロール?、お醤油もあるの?、わさびも?」「ウィ」と自慢げに答えるので、それにした。あくまでも前菜なので、見栄を張って食べられないのはわかっていたのに、もう1品クラブサンドイッチを注文。お味はお寿司は意外と美味しかったが、「ビネガーは入れない方がいいよ」とアドヴァイスしてしまうくらい、お醤油にわざわざお酢が入れてあったのは残念だった。4階から入場して、5階の1905年から1960年部分の大好きなマチスなどの絵をじっくり見学して回った。ピカソ、シャガール、モンドリアン、カンディンスキー、レジェー、ブラック、ボナール、ポロック、クレー、など年代順位に展示してあるので、誰の影響を受けたのかも、すぐにわかる。帰りにホテル近くの巨大スーパーマーケットに行った。冷蔵庫がないので、今回はミルクはやめた。お花を見に行った。やはり鉢物が安かったので、赤いバラを3鉢買った。今回まったく何も出来ないので、これで勘弁していただこうと思う。喜んで下さるかしら?
ポンピドー・センター 
国立近代美術館 5.5ユーロ
最上階からの噴水の眺め エッフェル塔 モンマルトルの丘
最上階のテラス・レストラン 内部のレストランも素敵 カルファオルニア・ロール
15ユーロ
クラブサンドイッチ
 11.5ユーロ
クレー マチス モジリアーニ ジャコメッティ



2003年07月12日(土)晴れ、32℃
パリ

今日の成田空港は何故か驚くほど混んでいた。T/C仲間のsenoritaさんに久々に会った。彼女は10日間の手配旅行でバリ島へ行く。手配が戻るのが一番嬉しい。秋には手配と主催でT/C皆が忙しくなってほしい。機内はまぁまぁの混みようで、お客様も戻って来ていると確信。これ以上世界でテロ事件、紛争、事故、病気の蔓延などが起こりませんように!
今回は2組5名様とパリへやって来た。記録を見ると4名様がキャンセルされている。1組は30歳代の新婚さん。もう1組は3人の40歳代のお姉様方で、14日のパリ祭に合わせていらしたようだ。パレードを楽しみにされているご様子。メインのシャンゼリーゼ通りでの軍事パレードを見に行くには早めに出た方がいいなど、アドヴァイス。それでも背の低い日本人はそのパレードを見られるかどうか。昨年は大統領に向かっての乱射事件も起きたので、セキュリティー・チェックも厳しそうだ。私がパリ祭に当たるのはたぶん今回で3回目。夜10時半の花火を、TVのLIVE中継と同時に、ホテルの部屋の窓からも見たことがある。ジェット戦闘機がカラフルな煙を出しながら飛ぶ姿も目撃したことがある。今回は東の環状線に近いホテルなので窓からは見えないだろう。美術館、博物館の一部、レストラン、SHOP、デパートなどお休みも多い。ちょうど今年は土・日・月と3日連休。パリっ子達はすでに昨日の金曜日から、郊外へプチ・ヴァカンスへ出かけていない。我々はパリに6泊だから調整は効くが、その日に市内観光のコースの方々はまったく中心地は交通規制で見られないだろうと思うと気の毒。公式発表では、パリ祭の19日は早朝から14時まで交通規制がある。そうなると夕方まではガタガタしているということ。「知らないで来た・・・」なんて、おっしゃる方があるので、頭を下げるのは私達。今回は新婚さんは「あらそうですか、その日はモン・サン・ミッシェルへ行きます」とのお申し出があったので、ホッとした。
40分早い16時前に飛行機はシャルルドゴール空港へ無事に到着。6月のジーコ・ジャパンと会えたのを思い出した。入国を済ませ、BGGをポーターさんにピックアップしていただき、ベンツのミニバスへ乗り、出発。ホテル到着は17時10分だった。直行便でこんなに早めのホテル到着は大歓迎だ。バスの中での滞在中のご案内やご注意などのお話が終わらなかったので、ロビーで少しお時間をいただいた。ロビーに素敵なアレンジメントのお花が飾ってあったので、解散後に撮影。ひまわりがとても夏らしくて、涼やか。
明日もお天気が良さそうで嬉しいが、かなり暑くなりそう。



2003年06月18日(水)晴れ、25℃
パリ

今日は終日フリータイムの日。思い思いの目的地へ行かれる方々をお見送りして、私はご希望の方9名様と地下鉄の体験乗車をしながら、市内へ向かった。途中下車の方とお別れして、最終的には5名様をオルセー美術館へとご案内。今日はまったく並ぶこともなく、スムーズに入館できた。説明はしてはいけないので、内部で解散し、カフェで落ち合うことに。前回5月20日はストライキの影響で地上階のみのオープンだった。まずは久々の最上部部分へと行ってみた。今回2日目に行った「ルーアンの大聖堂」のモネの連作画も5枚ある。印象派の好きな人ならたまらない部分だ。地上階のミレーの「落穂ひろい」などはまだ日本(渋谷)にあるようで、地方の方はとても残念がっていらした。お昼は館内のカフェで軽く「オルセー・サラダ」を。8.5ユーロでお腹いっぱいになる量。オルセー美術館は最上階の売店でサンドイッチなどを買い、テラスでも食べられる。そして、本格的なレストランも2階にある。その後は王様の個人の聖堂だったサント・シャペルへ行ってみた。シテ島にあり、最高裁判所の中にあるためか、手荷物などのチェックはかなり厳しい。10〜14世紀にはここは王様の居城だった所。こちらも久々の見学となった。地上階の奥の青いステンドグラスの色がカナダのモントリオールの教会を思い出させる。細い螺旋階段を登ると、2階部分に素晴らしいステンドグラスがある。600uの3分の2は13世紀当時の物が残る。今日はいすに座ってゆっくり眺めていると外からの光が時々変り、それによってステンドグラスの色も変るその様子に、なんてラッキーなんだろうと感動。今回のツアーは幸運に恵まれているようだ。お天気が良かったら是非こちらの訪問をお薦めしたい。
今回のこのコースには、17000円分(1ユーロ=\145計算)のミールクーポンが付いている。たくさんの候補のレストランからそれぞれチョイスされた所へ正装して行くことになる。ホテルからタクシーなどの手配をしてお見送りし、最後の4名様と「ドルーアン」へご一緒させていただいた。ミシュランの星が1個付いているレストラン。2時間はかかると覚悟していただいた。お皿の数が多いので、待つこともなくスムーズに進んだ。メインのチョイスで私は「鳩」にしてみたが、後悔。写真を撮ったつもりが下記の分しか撮れていなかった。ご一緒した方が私のデジカメで「ホワイト・バランス」の設定をして下さった。フラッシュをたかなくても、きれいに撮れるようにして下さったが、それでそういうことが起きたのかと思う。1枚つづ撮れているか、その場で確認したらよかったのかも知れない。帰る時にタクシーのドアを開けてくれた人には1ユーロくらいはチップも必要。コートなど預けたら、それも1ユーロ。お昼にすでに食事に行かれた方が、お一人だったので、お水とワインをボトルで頼んで、50ユーロだったと聞いた。そのくらいはしてしまうレベルのレストランがずらり並んだこのクーポン・システム。人数が多い方が頭割り出来ていいかもしれない。我々は5人で水1Lビン1本とワインを1本で一人チップ込みで18ユーロ(約\2600)でしっかり5人で割られた。飲んだのはほとんどお一人参加の男性で、我々は乾杯でちょっと口を付けただけ。しっかり頭割りされたのには、他のお客様はビックリ顔。この方がいなかったら、私を含め、お酒が飲めない方々だったので、ワインはオーダーしなかった。「お一人は可哀想」とお誘いして喜んでいらしたのだったが・・・。こんなことが私の知らないうちにきっとたくさん起こっているのかもと、いい経験となった。やはり最後のパリの夜・・・自分たちだけで行っていただく方がいいのかもしれない。帰りはシャンゼリーゼ通りへ行き、夜景を見てからホテルへ帰ったので、24時過ぎていた。今日はかなり歩いて足がパンパン。
★サント・シャペルの画像はすべて大先生(pepeさんのご主人)提供。(私のデジカメにメディアが入っていなかった・・・忘れて来たということ))
サント・シャペル:地上階部分 地上階部分 2階のステンド・グラス
バラ窓もある バラ窓 2階のステンド・グラス
.
1、付け出し
全員同じ

メロン味で、
赤いのはハム

2、チキンとモリーユ茸の
ポタージュ


私はフォアグラ、
ポルト・ワインの
ゼリー寄せ
、子羊のロースト
私は鳩のロースト

この前にメインは
もう1品
、スズキのフィレか
カレイの
シャンパンソース煮

5、お口直しのお菓子
2段になっている


この前に
、アイス
クリームのデザート

、マカロン

8、コーヒー



2003年06月17日(火)晴れ一時雨、曇り、25℃
パリ

今回は29名様のお客様と同行している。6日間のコースの8名の方は今日午後にお帰りになった。他2名様は今日ニースへTGVで入り、別のコートダジュールのコースの方と一緒になるようだ。残ったのは8日間コースの19名様。
このコースは4月にも行ったので、写真も書き込み意欲もあまりない。お天気にも恵まれて、お客様も人数が多い割に、皆さんいい方々ばかりで、和気藹々と楽しい。最初に成田空港でサッカーの日本代表選手たち(ジーコ・ジャパン)と会えたし、同じ飛行機だったので、同話題で初日から纏まっていたような気もする。
今朝のパリ市内半日観光には20名様がご参加で、8時20分にバスで出発。アップグレードのお客様をピックアップ後、観光がスタートする。しかし、朝のラッシュの中1時間以上もかかり、エッフェル塔近くのホテルにたどり着くには、ほとんどの観光スポットを通過・・・ガイドさんはそちらのホテルから乗り込むため、私には嬉しいガイド・タイム。もちろん歴史的な話などしないが、とてもいい気分でご案内が出来た。
11時半過ぎ、ノートルダム寺院に入った直後、土砂降りの雨が降って来て愕いた。気象庁はストライキ中なのに、TVの予報が当たった形となった。週間予報を流していたのかもしれないが、フランスの気象庁を見直してしまった。左の写真は朝9時半過ぎ。こんなに晴れ上がっていたのが、2時間後には凄い雨が降ってくるなんて誰も想像しなかっただろう。
pepeさん(左)とまた後姿で登場のミンメイ(右)。pepeさんのご主人の大先生に私のデジカメで撮っていただいた。後ろ向きで離れているので、いつ撮ったのか終わったのかがわからず、しばらくそのままの私達。何だか嫌な予感がして、振り向くと、カメラマンは笑いながらすでにバスの所に・・・「あっ、やられましたよ!」皆さんに見られた私達・・・恥ずかしかった〜。後ろ向きで撮影されるとても不思議(変)な二人!



2003年06月15日(日)晴れ、28℃
オンフルール〜モンサンミッシェル(本日も画像だけUP)

23時過ぎのモン・サン・ミッシェル
オンフルールの朝 絵を描く人 ドーヴィルのバラ MSミッシェルの
中庭の2重の柱
レストランからのMSM 中庭の様子 23時10分頃 内部の煙突
22時10分頃 20時53分満潮時の
駐車場
22時頃の駐車場 MSM内部の窓
夕焼けのMSM 危険がいっぱいの
潮の満ち引き
滿汐の中を歩く二人 中庭から煙突を見て




2003年06月14日(土)曇りのち小雨、25℃
ジヴェルニー〜ルーアン(本日画像だけUP)

ジヴェルニーのモネの家 ルーアンの街角
変ったポピー 淡い紫のポピー オレンジレッドのポピー 紫のポピー
大聖堂のサイドから 木組みの家は上の方が
大きく出っ張っている。
時計塔 お花が満開の
モネの家の庭園


2003年05月22日(木)晴れ、20℃
パリ

クリュニー(中世)博物館へ行くために、カルチェ・ラタンへ出かけた。サン・ジェルマン大通りとサン・モッシェル大通りの交差点にあり、ローマ時代の浴場跡が見えるのですぐにわかる。その遺跡に隣接する15世紀の邸宅が博物館。1844年に開館と歴史も古い博物館である。24ルームあるので、最低1時間はかかる。
★9時〜18時30分(夏) 4ユーロ OFF:火曜日
12〜16世紀の絵画、彫刻、タペストリー、家具、調度品、陶磁器など中心に展示されている。下の階は1〜3世紀の浴場跡の一部がそのまま公開され、モザイクなども発見されていた。2階の円形の特別室「貴婦人と一角獣」のタペストリーの連作6枚は圧巻。たくさんの小花と動物達の中央に貴婦人と一角獣がいる朱色や青色ののタペストリー。ここだけは暗過ぎてデジカメでも完全撮影は出来なかった。宝飾品、ステンドグラス、祭壇画などもあり、思っていたよりは充実した時間を過ごすことが出来、満足。中庭のベンチにゆっくり腰を落ち着け、中世の生活を空想してみる。そこに自分をおいて考えるが、きっとこのような邸宅にはいないかもしれないと思った瞬間、考えるのを止め、近くのパリ大学の前のカフェへ。本を読みながらカフェ&クレープして、夕食まで時間調整。夕食はセーヌ川とシャンゼリーゼ通りの中間にある「ショーザンSHOZAN」へT/C仲間と行ってみた。ミールクーポン(122ユーロ:17000円:今ユーロが高過ぎて1ユーロの両替140円!酷い両替屋さんでは150円はするので、注意)の指定店の一つで、和食をフランス風にアレンジして出すと言う有名なお店。店内は薄暗く、近代と和がうまく調和した装飾で、おしゃれな感じ。まだまだ外の明るい21時頃にはフランス人でいっぱいになった。食事はガラスの器をうまく利用してあり、目を充分楽しませてくれた。しかし、メインの羊の「すき焼き」はフランス人にはいいのかもしれないが、我々には不評だった。これではお客様にすすめられない・・・と判断。しかし、雰囲気はかなり素敵なので、メインが変えられたら、いいかもしれない。お酒は仙台から入っていると聞いた。
右は昨夜から描き出したデスクにある「カランコエ」の鉢植え、初公開。
明日は9時にオプショナルご参加の方をオペラ座近くまでお送りし、オプショナルの精算に会社へ行き、仲間と食事の予定。ホテル出発が15時30分。明日の帰国の飛行機内もSARSの影響で空いていることだろう。*飛行機は満席でした(5/24)
サンジェルマン通り沿いの
公園からも見える遺跡
リュテティアの浴場
と呼ばれている
1〜3世紀頃、ローマ人が住んでいた街。その浴場遺跡 ロマネスクの彫刻の柱の
TOP最後の晩餐
聖職者の装身具や
教会の宝物など
12〜13世紀作の聖人達 14〜15世紀作聖ヤコブ 14〜15世紀の
ステンドグラス室
12〜13世紀の彫刻の部屋 頭のない彫刻が並ぶ 12〜13世紀の彫刻部屋 7〜14世紀の教会宝物室
の十字架には宝石が
14〜15世紀の食器類 4〜13世紀の物が集まる
部屋を上の階から撮影
16世紀の祭壇 入口の中庭の井戸で
本を読む人
SHOZANの前菜は牡丹の花とネギトロと何だかわからないムースがグラスに。 2皿目にはお寿司。上はアナゴ・左はフォアグラ・右はマグロ スプーンの上には抹茶とお塩が混在。 メインは二つ。
これはマグロ・ソテー
グラスの白いのはソース。
これもメイン。マトンのすき焼き・・・煮た感じで、日本人の口にはあわないかも。このすき焼きソース?!も甘い
デザートは3種。アイスクリーム、抹茶豆腐のムース、
小豆とチョコのムース
テーブルの上のお醤油、お塩、胡椒などもおしゃれに
グラスに入っている
シャンゼリーゼ通りのベンツ社の新車。運転席と助手席の間に壁が・・・
カップルには寂しい設計?!
ルノーの新車
シャンゼリーゼ通りには車の会社、航空会社、映画館、
カフェが多い


2003年05月20日(火)晴れ時々雨、17℃
パリ

今日は左の写真のオルセー美術館見学の日。青空に感謝しながら、バスで向かった。個人の入口はいつものように長蛇の列。グループ用の入口に着くと、10時オープンのはずが、ここでもまだ13日のストライキの余波で、まだオープンしていなかった。10時45分の予約だったが、開いたのが10時40分。我々もすぐにセキュリティー・チェックを受けて、入場した。残念ながら今日は地上階のみの公開となり、ガイドさんの案内も禁止された。しかし、人数が少ないので、小声で説明していただく。地上階より上の階に有名なオルセーの目玉、印象派の作品が並ぶため、少々ガッカリ気味のお客様。地上階にもあのマネの「笛を吹く少年」、ミレーの「落穂拾い」などもなかった。
★オルセー美術館:10時(日曜日、6/20〜9/20は9時)〜18時(木曜日21時45分)オープン。休館日:火曜日 入場券は終日使用可能。7ユーロ。www.musee-orsey.fr
見学終了後はモンマルトルの丘の画家広場に面したレストランで昼食。その後はフリータイムだった。しかし、私は再集合していただき、右の写真のサクレクール寺院にご案内。それから、登山電車で下り、メトロでサン・ジェルマン・デ・プレへ向かった。3名様とは途中でお買い物へ行かれるのでお別れし、4名様と行った。しかし、解散と同時に全員が「カフェ・ドゥ・マーゴ」の横の「ルイ・ヴィトン」へお入りになるのを見て、私は画廊通りを覗きながら歩いてセーヌ川へ。そこから2名様はタクシーでエルメス本店へ。残りのお二人とメトロでシャンゼリーゼへ行き、またお買い物へ。今回はお買い物好きなお客様がたまたま集まったようだ。待つのは本当に疲れる。19時に中華レストランへ入り、最後はタクシーで帰って来た。当然ながら、しっかりすべてが3当分された。ホテルでは本日のセーヌ川・ディナー・クルーズへ行かれた2名様をお待ちして、明日の帰国に思い残すことがないようにと、明日の予定を伺う。、明日はお昼をご一緒する約束をした。
マネの家のプレート マネ クールベ
今日のオルセー美樹館内 ミレー コロー
クロード・モネ クロード・モネ ポピーを見ると
このモネの絵を思い出す
ギュスターブ・モーロー ミレー クローズしているチケット売り場
画家広場からの
サクレクール寺院
オ・ラパン・アジル シャンソニエ
カフェ・ド・マーゴ サンジェルマン教会 セーヌ川とルーブル博物館



2003年05月19日(月)小雨、17℃

パリ

今朝7時10分にオプショナル「モン・サン・ミッシェル」の6名様をお迎えにミニバスが来た。全員で16名様とのこと。お天気が心配だが、喜んでお出かけになった。残りの一人と10時の約束だったので、食事を済ませて、精算をして過ごした。ロビーで今日の動きの打ち合わせをして、地下鉄の駅では、すでにご用意の回数券「カルネ」分のお金を、ポケットから出して購入していただいた。こんな所でお財布を出したら、マークされるので、必ず出かけに必要な分をポケットに入れていただくことにしていいる。
★メトロ、切符:1枚1.3ユーロ、10枚9.6ユーロ 出口:SORTIE 乗り換え:CORRESPONDANCEは覚えておくこと。どの線も番号があるので、○番線の最終着駅をチェックしてその方向へ乗り、降りたい駅で降りることになる。
先週からの影響で毎日オープンが遅れているルーブル博物館へ。ラッキーなことにクローズはしていなかった。時間をオーバーしての開館となっていたので、長蛇の列。1時に待ち合わせをし、博物館内のショッピング・アーケードの中2階でお昼を食べた。ここは和食、中華、フレンチ、イタリアン、モロッコ、メキシコ、何でもある。そして、好きなものを買って来て、どこで座って食べてもいいフードコート。彼女が木曜日に参加する、はとバスのようなパリの「CITY RAMA」へ、場所確認のためにご案内。その後、雨で寒いので、ルーブルへ戻ってまだゆっくり見たいとのことで、お別れした。私は事務所へ行き、今日のモン・サン・ミッシェルの精算を済ませ、ホテルへ戻って来た。ホテルの玄関にきれいな石楠花を発見。早速カメラを取り出し撮影。そして、ついでにレストランのお花もパチリ。



2003年05月18日(日)小雨、17℃

パリ

今回は全員で7名様のパリ滞在型のコース。お二人だけが成田空港での受付。他の方は3名様が名古屋からのため機内ミート、他2名様とは関西空港から直行便のため、パリの空港でミートとなった。女性ばかりで、姉妹が2組、親子1組、若い女性が二人(自分を入れ)。機内は半分が空席で、4人掛けの席の端に座ることが出来たが、一睡も出来ずに本を読んだり、映画を見たり、メールの下書きをして過ごした。12時間20分は長い!映画を4本見た。その中には先日イタリアの帰りに大泣きした「メイド・イン・マンハッタン」を日本語で。マーチングがこんなに迫力あり、奥深いのか・・・とは思わせる「ドラムライン」も楽しかった。そして、最後はまた泣いた(T_T) 空港を出たバスの中では、パリの治安のことをしっかりご理解いただけるように、実例を挙げてお話をする。お陰さまでこれまでパリではあまり被害はない。大使館へ飛び込んだ覚えもない。この記録を更新したいので、ご協力をお願いする。ホテルへ入り、20分後には皆さんとホテル後方のスーパーマーケットへ買出しに出かけた。それぞれ必要な物を買い、夕食とされた。私は6泊するので、近くのお花屋さんへも立ち寄り、切花と同じくらい安い鉢植えの花を買った。カランコエと言う花で、長く観賞出来る。最後にはフロントへ持って行きたいと思っている。色は嫉妬の色の黄色・・・これが残っている中で一番きれいだったので購入。今はデスクの上で私を癒してくれている。
今日の午前中はパリの市内観光だった。最近になり、ノートルダム寺院の近くで観光バスが止まることが出来なくなった。そのためにかなり遠くへバスを止め、歩いて行く。見学後、また戻る。足の悪い人は来るなと言うことなのか・・・不満が残る。ここはこれから市内観光から外すようになるかもしれない。すでにオプショナル・ツアーにしている会社もあるようだ。お昼の前菜はエスカルゴだった。今日は小雨のお天気で写真を撮ろうと言う気持ちが0だった。まったく考えもしなかったが、まだこのページではエスカルゴをUPしていないと、今になって気が付く。次回、でんでん虫はご紹介することにしよう。メインはターキー、デザートはチョコレート・ムース・・・甘くて誰もが半分は残した。午後はヴェルサイユ観光へ。市内から30分で到着。日曜日は道が空いていて、スムーズに予定が進んでいくのが嬉しい。流石にここまで来ると観光客がたくさんいた。日本人観光客も2組見かけた。15時半の噴水のスタートを見ていただき、バスへお帰りいただいた。ちょうど大雨になりお気の毒だったが、充分楽しまれたようだ。ホテルへ戻ったのが17時前。皆さんのオプショナルの集金と食事のリクエストを聞き、解散とした。パリは明日も雨のようだ。6名様がフランスの西海岸にあるモン・サン・ミッシェルへお出かけになる。あちらだけはお天気が良いようにと祈るだけだ。


2003年04月26日(土)雨、18℃

パリ

今日は同ホテルの2名様とルーブル美術館へ行った。外は雨だったが、ホテルもルーブルもメトロで繋がっているので、傘は不要。メトロで約15分。改札口を抜けるともう博物館の中へ自然に出た。手荷物の検査に少し並び、中での入場券購入(7.5ユーロ)も行列が出来ていた。今日は土曜日で外は雨。博物館へ入場しなくても、ショッピングも出来て、世界中の食事も可能だから、このようなお天気の日には観光客はここへ来るだろう。。受付ホールのインフォメーションに立派な日本語のパンフレットも置いてある。写真もあるから見たい作品を探しやすい。それでもあれもこれもと見ていたら、何時間あっても足りない。的を絞り目的に向かって歩きたい。初めての方は「モナリザ、ミロのビーナス、サモトラケのニケ、ミケランジェロの彫刻、ナポレオンの戴冠式」あたりだろう。私はいつも「フェルメール、レンブラント」辺りをウロウロしたり、絵画部分を見て回る。ナポレオン3世の大サロンは豪華で見応えがある。
「午後は適当に歩きますから、いいですよ」と言われ、私はフリーに。25年ぶりのパリをゆっくり歩きたいとのこと。私は事務所へオプショナル・ツアーの精算へ行き、ホテルへ早めに戻って来た。右の写真は籠に入ったスイセンの花。
無料で見ることが出来る
ルーブル宮殿の中世の
お堀部分
地下鉄から繋がる
受付ホール部分への
セキュリテーに並ぶ人達
ショッピングセンターと
なる部分。
受付ホールの上の階には
フードコートがある。
和食から中華、世界中の
食事が楽しめる
世界中の主な言葉で書かれた
パンフレットがある。
日本語パンフレットを
広げてたところ。
有名作品は写真も入って
はいるが、それでも難しい。
切手のコレクション
今回はルーブル博物館の
郵便局で下の「メルシー」切手を
購入。中央右のハートのは
今年のバレンタインディーの物。
売れ残ったからか、
日本語を話す局員さんが
プレゼントしてくれた。



2003年03月31日(月)晴天、18℃
モンサンミッシェルロワールパリ

今日6時に起き、いつものように窓から空を見上げる。そこにはまだまだ真っ暗できれいな星空があった。朝食後にスーツケースを島のパーキングへ運ぶのを手伝った後、城壁に上ってみた。ちょうど海も満潮を迎えた7時50分頃に、空と遠くの丘の間にオレンジ色の太陽が顔を覗かせていた。集合10分前の出来事。出発が遅くなってもいい、こんなことは中々ないのだからと思い、すぐに皆さんへお知らせに行く。皆さん喜んで朝陽を見に行かれた。今日は快晴の中、ロワールの古城を眺めながらパリまでのロング・ドライブの日。モンサンミッシェルを振り向いて見ると、青い麦畑の中に浮き上がった島がどんどん遠くになって行く。今朝は島のパーキングまで満ち潮となった。置く場所によりバスも海水の中となっただろう。ゆうべ大丈夫と言うドライバーを説得して動かしてもらってて良かった。自然は美しくもあり、時には危険なことも。立ち寄ったシュノンソウ城はまだお花がきれいに咲きそろっていなかったが、小川の土手には可愛らしい野の花がひっそりと咲いていた。これから城内のフランス洋式の庭園は花を入れてきれいに変身するだろう。夜はシャンゼリーゼ通り近くで中華だった。ここは焼きそばがとても美味しくて嬉しい。バスでホテルへ向う時、凱旋門が透き通ったブルーの空に映えて、きれいだったので、慌ててシャッターを押す。しかし、ピントがあっていない。それでもきれいな雰囲気は出ていると思うので、UPしてみることに。
3/30 17:00
モン・サン・ミッシェル
3/31 08:00 
島の駐車場まで潮が満ちる
3/31 08:15
麦畑の向こうに見える島影
右:凱旋門は3/31 20:50
今日はいつもより空気が
澄んでいたので、夕陽が沈んだ後でもきれいな空。
オンフルール:3/29 09:00
ヨットが入港して来たので、
上がる橋は一般道。
ピントのずれた凱旋門
慌てたバスの中より・・・



2003年03月29日(土)曇り、18℃
ルーアン

今日は午前中にゴッホの最後の地を訪ねた。オーベール・シュル・オワーズの教会や麦畑、市役所などほとんどその当時と変わっていない。保存しようとする市民の気持ちが伝わって来る。前回の画像も参考に見ていただきたい。
ルーアンではホテルへチェックインして、昼食後に小雨混じりのお天気の中を約1時間半歩いた。木組みの家の多い小粋な街で、モネやジャンヌダルクのゆかりの地である。今日は前回は見なかった美術学校を見せていただいた。そこはかつてはペストの共同墓地だった所。昔ヨーロッパで猛威を振るったペスト・・・フランスでは3分の1の人がこのペストで亡くなった。その時の遺体をこの四角い中庭で埋葬したと言う。そこが今では美術学校になっている。そして、ノートルダム教会、大時計、ジャンヌダルクの教会を周り解散とした。ジャンヌダルクの教会も今回初めて入ってみた。近代建築の教会でモダンな造りがすっきりしていい。ステンドグラスもストーリーがわかりやすくなっている。街は土曜日ということもあり、人が多く出ていた。花屋さんでカラフルなチューリップを見た。道路脇では黒い犬が両手でウサギを抱いていた。左上はルーアンでは一番の老舗で有名なレストラン「LA COURONNE」ここは、著名人など来たら必ず食事をする所。我々も夕食はおしゃれして出かけた。1時間40分かかった・・・4皿出て、このクラスのレストランでは早い方・・・。しかし、私が黙って見守っていたら2時間半はかかっていただろう。
今夜の夜中に「夏時間」が始まるので、忘れないように夕食後に時計を1時間進めていただいた。今夜は睡眠時間が1時間短くなる。明日はオンフルールからドゥーヴィルを経由し、モンサンミッシェルへ走る。
ゴッホが描いた
オーベール・シュル・オワーズの教会
木組みの家が多い街
ルーアンは歩行者天国も
充実している
ジャンヌダルク教会近くにいた
ウサギを抱く黒い犬
大時計通り 花屋さんのチューリップ サン・マクレー教会近くの路地
モネが描いたことでも
有名なノートルダム教会
現在は美術学校だが・・・ ペストの共同墓地で
2階部分は納骨堂だった。



2003年02月11日(火)曇り、8℃
パリ

今日は終日フリータイムの日。朝8時10分に新婚さんお二人を、地下鉄でオプショナルの半日市内観光の出発点までお送りした。その後は、まだ9時前のため少し待ち、そのオプショナルの精算に会社へ。PCがデスクにあったがまだ接続されていなかった。それで遊べたら時間も早く流れるのにと思いながら、9時15分には外へ。何もすることのない長い午前中だった。12時前にお茶して、終了地点へ行き、お二人と合流し、約束の焼肉ランチのレストランへ向った。そこはオペラ座を正面に見て、右2本目あたりの道路に入った所。オペラ座通りからも見える場所に韓国料理「SHIN JYNG」と看板があり、わかりやすい。きん○ろうのラーメン屋さんよりは1本オペラ座寄り。3人とも違うセット・メニューにした。どれもご飯と6種のキムチなどの小皿が付いてくる。量も中と大がある。ランチ・タイムでフランス人や韓国人がいっぱいだった。フランス人も、上手にお箸を使っている。メニューは日本語もある。ウーロン茶、ジャスミン茶:2.3ユーロ。 写真は今一つ^^;
★おすすめの韓国料理「SHIN JYNGTEL」:TEL 01−4924−0746
オペラ座近くで見かけたレスト
ランのウィンドーのディスプレイ
中央の黄色い水仙
このセンスに脱帽
韓国料理「SHIN JYNG」
この下3品は定食メニュー
全部にキムチなど6種の小皿付き
カルビ焼肉:19.6ユーロ
どれも上のようにご飯が付く
ブルコギ牛の焼肉:14.6ユーロ
少々甘いがかなり美味しい。
お醤油を少しかけるといい。
ビビンバ:13.6ユーロ
まわりがもう少し焼けても
美味しいいいかも。



2003年01月11日(土)快晴、ー1℃
パリ

今日は昨日の曇り空と雪がウソのように晴れ上がり、澄み切った青空が広がった。それでも最高温度はー1℃。外を歩くのが億劫になる。今朝は7時出発のオプションのモン・サン・ミッシェルがキャンセルに。道路凍結で高速道路がいくつか閉鎖になっている。それとモン・サン・ミッシェルもクローズしてしまったようだ。とても楽しみにしていらした6名様がお気の毒だった。もう1本のオプショナルのルーブル美術館へは20名様がご参加され、他のコースの方々とお出かけになった。午前中に精算に出かけた。寒くて体が硬くなるのがわかる。知人とお昼を食べた後は一昨日から始まったバーゲンセールへ。デパートでお会いした皆さんはかなり大きな荷物をお持ちだった。大勢の人で、キャッシャーも長蛇の列。エレバーターも空き間なく乗っていて、途中で止まるかもと、思うくらい。結局、何も買わずに帰って来た。安いからと言ってもほしい物はない。T/Cも羨むこの時期のパリやローマの仕事でも、私にはいつもと変わりはない。イラクのことを考えると、お買い物どころではない。いつまた仕事がなくなるかわからない。お買い物より昨年の仕事がない時のように、旅行へ行きたい方。3枚の写真は、左上が地下鉄車内(地下鉄だがここの部分だけはセーヌ川の橋の上を通る)から撮影した、今日のエッフェル塔とセーヌ川。右はお昼の後に近くまで行ったオペラ座。左下は夕方チュルリー公園から眺めた夕陽。アンバリットのドームが見えている。疲れが出てきたのか、口に熱の花・・・ヘルペスが出来た。体は正直だ。最近は出来なかったのに、これは1ヶ月くらい治らない嫌な病気。それもちょうど口角なので、食事で口を開くと裂けるのが、痛いし、中々治っていかないのが気になる。栄養も足りてないと思い、今日のお昼はウナギを食べに行った。「岩田屋」さんはなかなか美味しい鰻を食べさせてくれる。東京では麻布や日本橋高島屋、下北沢にもあるようだ。一番お安い定食が15ユーロ。TEL01−4286−0342
お風呂のオーバーフローのお客様があったので、「旅の事件簿」更新となった・・・困った。


2003年01月10日(金)曇り、ー2℃
パリ

1月9日:ユーロスターから
眺めたイギリスの夕陽。
雲ひとつない空から夕陽が
静かに沈んで行った。
今日のユーロスターはほとんど
乗客がいなかった。日本のように
イスが回転しないから、後ろ向きの
人もいるわけで、好き勝手に
移動していただいた。
1月10日:ヴェルサイユ宮殿正門 宮殿のチャペル外部



2002年12月20日(金)曇りのち雨、10℃
パリ

今日は朝からどんより曇りユーロディズニーへ行く学生さんは悲しそうだった。しかし、雨にはならずに楽しんで帰って来てくれた。他の学生さんはデパートへ案内し、私は午前中はリュクサンブール美術館の「モジリアーニ展」へ行った。初めて行く公園で以前から見たかった「自由の女神」をまず見に行った。バスの車窓からいつも眺めている後姿は小さいと思っていたが、近くから見ると意外と大きくて、驚いた。その後、モジリアーニ特別展へ。3月2日まで開かれている。入場に10分程並んだが、内部には想像以上の人がいた。こちらはマチス展と違い、入場制限せず、どんどん入れているようだ。約100点あまりの作品が並べられて、それはそれは圧巻だった。世界中から彼の作品の3分の1がここに終結している。日本からも3点来ていた。倉敷の大原美術館、広島美術館、西武デパートの所有のようだ。南米などの遠い国から来ている物、個人のコレクションなどもあって、かなり得した気分。ほとんどが一人の人物画なのに、1枚だけ子供を膝の上に置いた女性の絵があった。きっとマリア様とキリストをイメージしたのかもしれない。その後はデパートへ写真撮影に戻った。そして、待ち合わせのシャンゼリーゼへ。真っ暗になった中に輝くイルミネーションはこの時期に来た人だけが堪能できる。今回はクリスマス・イルミネーションとマチス、モジリアーニの特別展に行くことが出来て、かなり興奮したツアーだった。
洋菓子のアンジェリーナとカフェ これが一番有名:モンブラン 他の洋菓子が並ぶ
モジリアーニ特別展のポスター リュクサンブール公園より
奥にうっすらパンパンテオンが
公園内の自由の女神像
クリスマス・モードの
デパートの外観
デパート内部のクリスマス・ツリー 巨大なツリー

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