イスラエルに魅せられて

前日6日目翌日

2006年05月08日(月)晴れ、25℃
エン・ボケック
〜ソドム山〜ネゲブ〜世界遺産アヴダッド〜
世界遺産
ベエル・シェバ〜エラの谷〜世界遺産エルサレム


復活した キリストが歩いた道

今日はエルサレムに入りました。
明日が観光なのですが、私は待ちきれずに、けんちゃんを誘って
「聖墳墓教会」へ行って来ました。足が震えて止まりませんでした!
明日はベツレヘムのキリストの誕生の地へ!


今日こそは朝陽を見たいと思い早く起きたのに、窓の外はどんより。
8時に出発。今日も長い1日となる。すぐ近くのソドム山で「ロトの妻の柱」があるので、写真ストップ。ここは塩山だ・・・けんちゃんが皆さんより先に上り岩塩を採取。しかし、Sどんはその辺から拾って、「どれもこれも岩塩ですから・・・」って(^m^)帰国してから洗って見ると透明なクリスタルのような塩の塊で、舐めてみると当たり前だがしょっぱかった。
バスの中で大きなイスラエルの地図を開いて場所確認していた私。地図をたたんでみたがなんだかしっくりこないので、けんちゃんに渡して「これでいいのかな〜?」「違うじゃ〜ん」いつも私は地図は読める女けど、「地図をたためない女」だ。
左手に大きな製塩工場が見えた。平原を走るバス車内では流れる風景を見ながら、またSどんが楽しい話をたくさんしてくれた。今日は旧約聖書の部族のお話から始まった。アブラハム〜イサク〜ヤコブ〜12部族・・・。そして、モーゼのお話。自分がユダヤ教に改宗した話などが続く。「律法の前に挨拶」が基本と言うのはとても気持ちいい!何だかよくわからなかったユダヤ人のことがほんのちょっとだけど理解。
「時が人を作る」「歴史の中に将来がある」と話す初代大統領のベン・グリオンの生き様がSどんをかなり刺激したようで「尊敬しているイスラエル人」と言っていた。機会があったら本を読んでみたい。
10時頃には世界遺産アブダッドに到着。丘の上の遺跡はナバティア人の隊商宿の跡地でローマ人によって崩壊された街。こちらもお勉強不足で大きな遺跡にびっくり!聞くとナヴァティア人はここで休み首都のペトラへ進んだようだ。そう・・・昨年行ったヨルダンのペトラ(左の写真は昨年のエル・ハズネにて)まで25kmほど。「こんなに近かったんだ。行こうと思ったら行ける距離だね〜♪」とそちら方向を見つめる。らくだややぎの鉄板のオブジェがあり、私はヤギと井戸を覗き、けんちゃんはらくだを引いて撮影。私はこのけんちゃんの写真が本物っぽくてかなりお気に入り。
11時過ぎに予定にはなかったが、ベングリオンのお墓参りに行った。ご夫妻のお墓は大自然を見下ろす素晴らしい景色の一部となっていた。小石を一つ供えてお祈りしてきた。
12時半に世界遺産ベエル・シェバに到着。ここにはアブラハムの井戸があった。他に何か見るところがあるのかどうか・・・何故にユネスコが世界遺産に指定したのか・・・。
走り出した車窓からは砂漠の民ヴェドウィンの村も見える。そのうち満開のジャカランタの花が咲く都会へと入り、そちらでランチタイムとなった。メインを少なくして、生野菜をたくさん取った。
エラの谷を抜け、エマオの沈黙の教会へ行った。「悪いことは口から出て行く」というキリストの教えを守り、35年間しゃべらずに亡くなった修道女もいるようだ。「沈黙は金・・・」どこかでもそんなことを言うわ・・・ちょっと反省!イエス復活3日後に歩いたと言われるブーゲンビリアがきれいな道を少しだけ歩き、その先を見つめて「ここをねぇ〜」と毎日感動し続ける私。
世界3大宗教の聖地でもあり、今やIT産業の最先端を行くエルサレムのホテルに16時50分到着。何故か長いチェックインを待ち、部屋へは入ったのが、17時半前。「けんちゃ〜ん、行くよ〜♪」と明日を待ちきれない私は地図をもらい、ツアーの夕食をまたお断りして、ホテルを飛び出す。「旧市街は治安が悪いよ」とSどんにも言われていたので、バッグは部屋に置き、手ぶらでダマスカス門まで行くだけにしていた。
城壁とダマスカス門を見て、内部を少しだけでも見てみたくなった。けんちゃんに「ちょっとだけ入らない?」と言いながら、「え〜っ、大丈夫ですかぁ〜?」と心配して叫ぶ声を無視して進む私。城門内の様子を垣間見たかった。しかし、写真を撮りながら雰囲気を見て、まだまだ明るく人通りもあるのでもっと進みたくなった。「けんちゃん、もうちょっとだけ行ってもいい?」「もうぉ〜、ダメですよ〜」しかし、後方から私に付いて来るけんちゃんを確認しながらも、何かに惹かれるように奥へ奥ヘと入って行く。「ヴィア・ドロローサ悲しみの道」のステーションの一つでも見てから帰りたかった。
スーク状態の旧市街を地図で確認しながら歩いていたが、右手にこれかもしれないと思う路地があった。ゴミは落ちているし、汚いのでここが「聖なる道」であってほしくなかった。背中にけんちゃんが追い上げて来たのを感じ、そちらへ曲がってみる。そして、そこに「VIA DOLOROSA」と書かれた看板を発見!第3ステーションのようだった。もうそうなったら止まらない我侭な私・・・どんどん第4・第5とステーションを探して歩き、とうとうある門まで辿り付いた。振り向くとけんちゃんはまだ見えない。
待つ時間も惜しんで門をくぐる。未知の世界を探検する私の目に飛び込んで来たのは巨大な教会だった。地図で確認するとこれが「聖墳墓教会」のようだ。足が震える・・・ここがゴルゴダの丘だったんだわ。逸る気持ちを抑えて門まで戻り、けんちゃんの姿を探す。時差5分もはないはずなのに、まだ見えていない・・・どこかのお土産屋さんにはまったのかと探すがいない。迷子になるはずがない・・・何か事件に巻き込まれてはいないだろうか・・・怒って帰っちゃったのか・・・・泣きそうなくらい不安になった。おろおろしていたら、けんちゃんが現れた。
「ふ〜、良かったぁ〜!けんちゃん、こっちへ来てぇ〜♪」「ほらっ、キリストが十字架に架けられたとこだよ」「うわっ、ここかぁ〜・・・」後は二人ともは引き込まれるようにして、教会内部へと入って行った。「百聞は一見にしかず」ガイドブックや写真集でも、ゴルゴダの丘全体が聖墳墓教会に覆われているのはわからなかった。いくら聖なる地でもこんなにしなくっても・・・と思うのは私が無宗教だから?絵画を見過ぎているのかもしれないとも思う。巨匠達の想像し描いたゴルゴダの丘はどれも岩山でごつごつした石が転がっている。そんな場所であってほしかった。
ガイドさんもいない中での教会内部の自由見学は広くてさっぱりわからなかった。どこも何かの聖なる場所であることは確かなようで、あちこちで人々が手を合わせてお祈りしている姿があった。
「明日も来るから、明るいうちにレストランまでは行こうね」と言った私はあるお土産屋さんで足を止めた。何でもいいから、ここへ来た記念品がほしかった。青く光る十字のペンダント・ヘッドにして、ホテルで聞いた韓国レストランへ。日本語の出来る優しいお姉さんがサービスしてくれた。あれこれ美味しく食べて15ドル支払い、タクシーでホテルへ戻ったのが20時50分。
結局、城壁の中にいたのは約1時間・・・治安悪いのに、勝手な行動してごめんなさい!

死海ともお別れ
朝8時頃
塩山のソドム山 岩塩を持って・・・
ロトの妻の塩柱が
後ろ中央に立つ
旅のお仲間さんたちと
岩塩を探すけんちゃんは
一番上!
これこれっ!
舐めるとしょっぱい(>_<)
巨大な製塩工場 大クレーター 大クレーター展望台
オリエンタル・ラジオ?!
世界遺産アヴダット
2005年指定
岩山の上にある遺跡
ナバティア人の隊商宿遺跡
ぺトラが首都だった時代の
大きな遺跡  ここから
ヨルダンのぺトラは近い
ローマ軍に106年に
破壊されてから
建てられた教会跡
シリアのパルミラ遺跡
の柱にある羽根は
きっと彫刻像が
乗っていたに違いない
やぎと井戸を覗くミンメイ ラクダをひくけんちゃん
ヴェドウィンみたい・・・
イスラエル開発の点滴
ホース1時間で3リットル
学生さんたちと
チンの荒野を見下ろす
高台にある
ベン・グリオン夫妻のお墓
小石を置いてお参り
世界遺産ベエル・シェヴァ
アブラハムの井戸
へブロン・・・聖書で
出てくる街だが
行けないらしい
ヴェドウィンの小屋 エラの谷 毎日ブッフェ お野菜や果物は美味しい
エマオ
沈黙の教会
おしゃべり禁止!
35年間も話をせずに
亡くなった修道女もいる
トラピスト会修道院 クレオパともう一人の弟子
の前にイエスは復活して
一緒に食事した
食事の様子の壁画 修道院のワイン ブーゲンビリアが満開
お花で埋もれていた教会
復活して3日目のイエスと
クレオパと他の人が歩いた道
エルサレム:ダマスカス門
明日を待ちきれず着替えて
夕方から二人でお出かけ
ダマスカス門の外側だけ
と言っていたが、何かに導か
れるかのように内側へ
イエスが十字架を背負い
歩いた悲しみの道
「ヴィア・ドロローサ」
聖墳墓教会
うわっここなのねぇ〜
ゴルゴダの丘
ガイドさんなしでは
まったく何が何だか・・
ここが十字架の立てられ
た場所でありイエスが亡く
なった場所と翌日わかる
天井のモザイクが
素晴らしい
ここがお墓のようだ。
たくさんの人が行列を
作って並んでいた
十字架から下ろされ
香油を塗った場所
お墓へ 死体に香油を塗る 十字架降下
フランチェスコ派の教会でミサが行われていた お墓の真上の
クーポラ
外に十字架が立てかけ
てあった毎週金曜日に
行われるヴィアドロロー
サ巡礼用?
新門から抜けて、
新市街を目指す
旧市街を囲む
城壁
今夜も夕食はキャンセルして
韓国料理♪


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