イスラエルに魅せられて

前日5日目翌日

2006年05月07日(日)晴れ、32℃
エン・ボケック死海&
世界遺産マッサダ


死海は約100万年前に出来た古代の海。流れ出る川がないため、水分が蒸発して塩分濃度が極めて高い。塩分が普通の海水の10倍以上で36%。1リットルの塩分量は250gとなる。水深455m、南北78km、東西18km、海面下392mで世界一低い場所。
世界遺産マッサダは「ユダヤ戦記」に出て来る岩山の街。ローマ軍に追い詰められた最後のユダヤ人が抵抗して戦い抜き、最後は7人の女性と子供を残し自決した。その女子供からの証言によりこの街の暮らしなどが語り継がれた。967人が住んでいたとされる。貯蔵庫には3年分の食料もあった。ローマ軍がエルサレムを押さえ、最後のユダヤ人がこの地で戦い、負けたことでユダヤ人の離散の歴史が始まったと言われている。

連泊のホテルから朝はゆっくりの9時45分に出発。
太陽のギラギラ照りつける暑い中、約2時間のマッサダ遺跡の見学が終わった。ロープウェイを降りた駅はがきれいなビルだった。飲んだオレンジ・ジュースの美味しかったこと!駐車場のロータリー中心で、「え〜?」と嫌そうなけんちゃんにお願いして、今話題の「ダ・ヴィンチ・コード」で出て来る「ウィトルウィウス的人体図」になってもらい撮影したりして遊ぶ。説明しないと何ををやっているのか・・・可笑しな二人と思われたかもしれない。
T/Cさんに「ランチはここですか?」と聞くと、ランチはホテルのブッフェと聞きガッカリ。途中のホテル街でバスから降ろしてもらうことにした。
先のスケジュールは心の準備のために前もって案内する私とは違って、その場その場で発表する。昨年のシリア・ヨルダンのT/Cさんもそうだった・・・出発してから「今日のお昼は3時頃です」って・・・私は早めにお伝えし「お腹空きそうな方は朝ごはんしっかりお取りになるか、おやつなどご用意下さい」と、案内する。
今回も夕方ホテルへチェック・インした時に夕食の時間と場所は案内するが、明朝の案内はしない。不思議に思って聞いてみると、年配者の参加者が多いこの会社では、混乱を防ぐために先のことは言わないのだとT/Cさん。夕食の時間になって、やっと明朝の出発など知らされるわけだ。明朝の出発時間によっては一旦部屋へ入った時の過ごし方が変わってくるはず。遅いなら、気分的にもゆっくりでき、お散歩でもしようかと言う気にもなる。洗濯も出来るし、お好きな方は夕食時のアルコールの量も変わってくる。出発が早いなら、夕食へ行く前にもう明日の服や持ち物など準備もしたい。時間があれば、お風呂だって入れる。結局、先のことは直接聞いて下さいということだろう。
実はすでに初日からこれが疑問だったので、毎朝の出発時間と大体の到着時間は聞いてあった。夕食もほとんどホテルのブッフェと言うのも私は聞いた。しかし、今日のお昼がまさかゆうべと同じホテルのレストランでそれもブッフェとは思いもしなかった。夕べ聞いても朝聞いても、今聞いたとしても食事内容やレストランが変わるわけではないが・・・。逆に私は意識や計算しているわけでなく、むしろもう自然なのだが、期待してガッカリしないようにとか、クレームとならないように、旅は皆で楽しくとばかり考えて行動しているのかもしれない。旅行すべての内容・企画・手配は会社がやっているのだから、T/Cの責任ではない。我々は旅程管理が仕事。スムーズに旅が進めばいいのだ。やり方はT/Cさんそれぞれ・・・。
バスを下りた我々に運転手のデヴィちゃんが建物を指す。「トダ・ラバ(ありがとう)♪」その指差す方向にある小さなショッピング・センターに入る時、セキュリティ・チェックがあり驚いた。内部にはアヤシ気なマクドナルドがあったが食べたいピザ屋さんがない。海沿いの大きなホテルの1階に和食屋さんを発見。しかし、夜しかOpenしていなかったので、「夜に来ようね・・・」と出た。ヘトヘトになって暑い中を歩き、もう一つのショッピング・モールへ行った。そこでもセキュリティ・チェックがあり、こうやって安全を確保しているのか・・・と感心したり、逆に怖くなったり・・・。
「もうここにしよっ」と入ったレストランでオーダーした分厚いピザとドレッシングが一緒に来た。「サラダ頼んだ?」とけんちゃんに確認。「あれっ、頼んでないですよね?」ウエイトレスさんに聞くとピザ用だと言う。試してみたけんちゃんが「あっ、意外と美味しいっすよo(^o^)o」 泥パックを数個購入し、アヤシ気ななんちゃってシャトルバスで一旦いったんホテルへ戻った。
早速、泥パックを持ち、水着に着替えて、カート・シャトルで5分のビーチへ。毎回忘れてしまう動画を今回は絶対ここでこで撮ることに決めていた。泳げない私にとっては一生の思い出になるに違いないのだ。けんちゃんがこの時のために雑誌を1冊持って来てくれた。やはり死海では「読み物シーン」撮影はお約束だ!この動画と雑誌は忘れないようにと行く前から計画していた。何度もラッコのように上向きにプカプカし、逆向きに泳ぎ、もがいてしょっぱい海水を鼻から入れて喉が痛くなったり・・・遊んでいたら、Sどんと聖子ちゃんがやって来た。ハサミでカットが必要な泥んこパックの袋にガッカリしていた私だったが、何と聖子ちゃんがハサミを持ち歩いていた!セキュリティで引っかかるので持ち歩くことはまずない私は驚き、大感謝!そして、Sドンに「泥んこパックは死海で試すのが一番いい」と言われた。「髪にも塗るとリンス効果があっていい」とも言われて、全身真っ黒。楽しい時間はあっという間に終わった。ヨルダン側の方が塩分は薄くこちらが濃いそうだ。そして、夕陽はヨルダン側から見るとイスラエル側に落ちるので、逆に我々は朝陽が見えるとるんるんだった・・・・。
夜はすっかり疲れ果て、部屋で私だけはカップ麺とした。そこに来たけんちゃんが掲示板を見たりして、カップ麺をすする写真まで撮ってくれた。お疲れさまぁ〜♪

ホテルの
ベル・ボーイさんと
南北の死海を繋ぐ水路
ここでプカプカしながら
両方の死海へ・・・?
世界遺産マッサダ
この岩山に遺跡の街が・・・
南北600m、高さ450m
世界遺産マッサダの
頂上へのロープウェイ
死海が眼下に広がる
ヘロデ王が造った要塞
2000年前の城門のイスで
けんちゃんと記念撮影
遺跡内の監視の車と
イスラエルの旗
3年分はあったと
言われる食料庫の遺跡
展望台より望む
プカプカ湖♪

王族の家跡地にて
鳩小屋 崖の北の宮殿 崖の上から見下ろす 女性用の浴場跡で発見
の16枚の花びらの
モザイク
貯水場 世界最古のシナゴーク
66年建てられた
ローマ軍の斜道
これで攻め入った
休憩所のオレンジをかじる?
ずっと奥のTOPがマッサダ
死海沿岸の街
エン・ボケックの
マクドナルド

まったくぽくない!
生地も厚めのピッザと
懐かしい味のパスタ
ピッザにドレッシングを
すすめられ驚く
(゜o゜)
ホテルから見える死海
奥にはヨルダン側が
見えている
街で買った泥パックを持って
夕方前から死海へ

マイナス415m地点
イスを運んで来て
死海でまったり♪
浅い底に塩が見える
・・・
砂浜には塩の塊が・・・
ドイツなどは保健で皮膚病
治療にやってくる人も多い
とか
岩塩のように固まった
海水の塩
けんちゃんは死海の水と
底の塩をペットボトルへ詰め
お持ち帰り♪
プカプカしながら、
お約束の本を読む

15分入ったら上がって
水を摂取すること!
ミネラルいっぱいの
泥パックは2パック5ドル
顔以外の泥パック姿

髪の毛にも塗るといい!
とんこつラーメンの
半熟卵入り♪ガイドさんも
「オレ、そっちがいいなぁ〜」
ミンメイは夕食をキャン
セルしてカップ麺食


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