2006年05月05日(金)晴れ、28℃
アッコー〜ナザレ〜カナ〜ガリラヤ湖畔
シナゴーグで右方向のガイドさんの説明を
聞きながら旅ノートにメモを取っている
今日から私の来た目的のひとつ「聖書ゆかりの地を訪ねる旅」が始まる。
中学高校と聖書でお勉強した?馴染みの地を訪問をする。今朝も興奮していたらしく、まだ暗いうちから何度も目が覚めた。朝日の写真を撮りたかったが、最終的に起きたのはもう明るくなった6時半でガッカリ。
8時半に出発したバスの中で、Sどんがユダヤ教の食事規定を話してくれた。乳製品と肉類は一緒に食べてはいけない。朝食の時に、バターやミルクと一緒に、ハム類は出さないようだ。抜き打ち検査もあるので、ホテルのレストランでも日本のカップヌードルなど持って行ってはいけないという。知らずに今朝は目玉焼きにお醤油をかけて食べた(~_~;)肉料理を食べた後は6時間空けると乳製品を食べられる。乳製品を食べた後は15分後に口をすすぐといいとも聞いた。食べられる肉なども決まっている。異邦人とワインを飲んではいけないなど、厳しい戒律がある。
ユダヤ人も3パターンに分かれるようだ。ユダヤ教徒は黒い帽子にもみ上げ、ユダヤ信者は頭に丸い帽子のキッパをかぶっている。他は一般のユダヤ人。
「ユダヤ人の学校では進化論のお勉強はどうなっているの?」と質問をした。「ないよ」一言で終わった。「だよね・・・」アメリカでも拒否している団体や学校もあるくらいだ。肯定したら、聖書の創世記が嘘となり、教会側は信用を失う。それだけではない・・・世界中が大混乱となってしまう。
ナザレに到着したのは9時15分。ブーゲンビリアのきれいなお庭を見ながら、受胎告知の教会へ向かう。1箱に20個くらい入っている枇杷の実をなんと2ドルで販売していた。
いよいよ神の使いの大天使ガブリエルがまだ結婚もしていないマリア様に「神の子を宿す」と知らせに来た場所へ行くのだわ・・・と、のドキドキしながら、進む。しかし、そこには想像とはまったく違う大きくて立派な教会があり「えっ、ここなの?」と失望にも似たショックを受けた!フランチェスコ派の受胎告知教会と知るが、他にもギリシャ正教会が支持する「聖ガブリエル教会」もある。絵画にもよく描かれているように、私はマリア様は大天使ガブリエルより受胎告知されたのは井戸の近くと思っている。ギリシャ正教会には井戸の水源があるようだ。
Sどんに質問する「どちらが本物?」「それはわからない・・・福音書の解釈によるでしょう」との回答だった。その後も複数の同じゆかりの地を見学するが、Sどんは断言は避けていた。それぞれの派閥で異なる聖地があったとは・・・お勉強不足だった。すべてを確認して回るには1ヶ月以上かかるかもしれない。最大のショックは最後に行くエルサレムでやって来ることになろうとは・・・。それにしても、とても充実した1日でほぼ満足した。
今日の訪問地の説明は下の画像を見てね!
世界遺産アッコー旧市街 朝7時頃 |
ナザレ 受胎告知した 大天使ガブリエル |
受胎告知教会 (フランチェスコ派) 中東最大の教会 |
受胎告知を受ける マリア様 斜めの飾りには アベ・マリアのAが・・・ |
前ヴァチカン法皇様 訪問記念碑 |
イエス様と フランチェスコの手 |
モザイクが残る床 | 受胎告知の正面ドア |
一般の観光客のための 礼拝堂 今日はイタリア 語でミサが行われていた |
神父様方の座っている 場所はビザンチン時代の 建物の跡 |
ミサが終わって入った 祭壇部分で祈る お告げを聞いた洞窟に 鳥肌が立ち、涙が・・・ |
イスラエルはどこも写真 撮影が許可されている のは嬉しいがそのうち 禁止となる日も近い? |
2階部分 | 祭壇には中央にイエスと ペテロ、左にマリア様 |
天井にはM文字が確認できる アベ・マリアのM |
中央の下にマリア様の 洞窟祭壇がある |
説教をするイエス | 放蕩息子の場面 | マグダラのマリアが自分 の髪を香油でイエスの 足を拭く |
善き羊飼い |
日本からのマリア様とキリスト 本物の真珠が埋められて いる長谷川ルカが描いた |
感無量のミンメイ | 2000年前の遺跡も 発見された |
Mの字が確認出来た 天井はこれ。足元には 十字架の模様がある |
フランチェスコ派の神父様 服ですぐわかる アッシジのと同じ サン・フランシスコ教会の流れ |
聖ヨセフ教会 キリストの家族マリア様、 ヨゼフが住んだ 家の上に建つ教会 |
鳥に説教をするフラン チェスコのステンドグ ラスはアッシジのジョット の壁画の題材と同じ |
ヨセフの大工仕事場?とか、 ここに住んでいたと 言われる「ウ〜ン・・・?!」 ギリシャ正教は他の場所を 受胎告知教会としている |
カナ 婚礼の教会 ザルツブルグの大聖堂を 基にして建築された |
婚礼に招かれたイエスが 水をワインに変えると言う 奇跡を行った場所 |
昔の婚礼は1週間続いた ワインがなくなったので、 イエスが初めて奇跡を起こす |
2000年前の シナゴーグ跡 |
ギリシャ正教の主張する カナの婚礼教会 |
入口には糸杉が立つ | 内部は1分間だけと言う 約束で3人入れた |
カナのワインは甘い |
プロテスタントの「祝福の 丘」とされる山 |
ガリラヤ湖に突き出た お洒落なレストラン |
これが伝説の セント・ピーターズ・ フィッシュ |
優秀なガイドの西郷さん バス車内も休みなく宗教や中東 問題などのお話が続き、楽しい! |
イエスが乗ったとされる 船の大型版に乗って ガリラヤ湖は南北20km 東西12km |
ここで取れた魚の口から たくさんのコインが出て 来たり、イエスが波の上 を歩いたのねぇ〜?! |
マグダラの村 マグダラのマリアは 最近「ダヴィンチコード」 で浮上の聖女 |
バスのドライバーDavid さんとガイドのSどんと |
イエスが群集に向かって 祝福を授けたとされる 祝福の丘の教会 |
内部は落ち着いた 雰囲気の 静かな教会 |
シスターが守る イエスが8福を行ったので 8角形 |
ビア・ドロローサの14ステー ションのひとこま もちろん14個ある |
イエスの有名なフレーズがここで語られた 「主の祈り(天にまします我らの父よ・・・)」「山上の垂訓の八つの句(幸いなるかな、心の貧しき者・・・)」 「求めよ、されば与えられん」「狭き門より入れ」など・・・ |
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ガリラヤ湖が見える | ナツメヤシのジャム いろんな味がある |
タブハ パンと魚の教会 |
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ギリシャ正教の教会 床のモザイクが見事 350年には教会が建てられ 6世紀には修復された |
パン5個と魚2匹を イエスは5000人のお腹を 満たした軌跡がこの岩の 上で行われた |
中学高校時代に学校で よく聞いた話の現場 「あ〜ぁ、これねぇ〜」 と、写真を撮るミンメイ |
お花が咲き乱れる ガリラヤ湖畔 |
カペナウム イエスの伝道の中心地 |
ダヴィデの星の彫刻が ユダヤ教とわかる |
シナゴーグ跡 | キリストが奇跡を行った オリーブ搾り |
ペテロの家跡見学は 17時まで |
シナゴーグの方からも見える ペテロの家跡 内部はかなり広く、裕福 だったのがわかる |
聖ペテロ ローマのバチカンの カトリックの総本山とされる サン・ピエトロ(聖ペテロ) 寺院の下に眠る |
キブツが見えた 共同体で平等に暮らす 外との接触がないので、 考えが偏る? |
マグダラ(ミグダール)村 イエスによって7つの 悪霊を払ってもらったマリア |
マリア様の家とされる イエスの死後3日目に 復活したイエスを、一番先に 見たのがマグダラのマリア |
国連の車を見て、イスラ エルに来ていると実感 したのは悲しい |
まったく読めない ヘブライ語(^_^;) |
ユダヤ教の安息日は金 曜日の日没から土曜日の 日没まで。エレベーターの ボタンも押してはいけない |
街に残る遺跡 近代的なビルの中に 素敵な一角があった |
シャーマ・アル・バフル 崩壊寸前に見えるが、 1880年に十字軍時代の 建物の上に建てられた |
ガリラヤ湖の夕焼け 涼しくなってW・ブレーカー を羽織る 向こうはゴラン高原 |
両目の色が違う(=^・^=)が いたのをけんちゃん発見 |
子猫の左目はブルー、 右目はイエロー |
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