イスラエルに魅せられて

出発前1日目翌日


2006年05月03日(水)晴れ、25℃
成田空港〜関西空港〜タシケント〜テルアヴィブ(入国まで)

今日から迷える子羊けんちゃんと、善き羊飼いミンメイのイスラエルの旅が始まる。
15時に待ち合わせた上野駅で回っているお寿司を食べて、いざ成田空港へ。初スカイライナー体験のワクワクけんちゃんo(^o^)o感動がいっぱいあって羨ましい(^m^)
成田の受付で参加者10名とは2組のご夫婦、3個人女性、1個人男性と我々の組み合わせとわかった。やはりこんな所へ行くのはご年配が多い。T/Cさんは「イスラエルは4回目です」と言う若くてクールな可愛い聖子ちゃん。
ウズベキスタン航空の経由地の関西空港は久々の利用。22時過ぎに到着したので、Shopもカフェも全店クローズしていた。
23時半に出発した機内で空席を見て、それぞれ移動。3席を確保して、いつものように私は機内食は食べずに、買って来たおにぎりを食べる。その後、けんちゃんにいただいた睡眠薬代わりの「酔止薬」を飲んで横になった。爆睡5時間。
すっきり目覚め、揺れの酷い中、時差ー4時間の4時半ウズベキスタンのタシケントに到着。
激安ツアーだろうか・・・ローマにも乗り継ぎがいいらしく、イタリア周遊のグループがあり驚く。タラップを降り、テルアヴィブ行きの飛行機へ直接行くバスに乗る。
トランジット・ルームで待つことなく、そのまま搭乗した飛行機はA310。機内で席がバラけた私たちに気を使って下さる女性の方が「ご主人と一緒に・・・」って(^m^;)けんちゃんとの出会いの説明が面倒なので「いとこです」と回答!このツアーではそれで通すことにした。
5時45分に離陸し、雪山を越えて飛ぶ。時差ー2時間でテルアヴィブ空港に9時15分到着。この後事件が起こった!
機内で「ミンメイさんはパスポートにたくさんのスタンプが押してあるから、入国でひっかかるかもよ〜♪」と嬉しそうに脅かしていたけんちゃん。ここイスラエルは入国審査がかなり厳しいことで有名。なのに、先に下りたけんちゃんが、すぐそこで係官にもうパスポート取り上げられている(^m^)「けんちゃ〜ん、お先にね〜♪」からかいながら先へ急ぐ私。まったく心配していなかった。
初代大統領の名前のベン・グリオン国際空港は近代的できれいで驚く。大きな中央の待合ロビーでは天井から水も滴り落ちていた。発掘されたローマ時代の巨大なモザイクが壁に飾ってあり、圧倒される。
入国審査場で左から2番目の列にに並ぶと、すぐ後ろからやって来たけんちゃんが、左端に並ぶ。さきほどの件を「若いし、一人旅だと思われたんじゃないの?」と、笑っている私。一緒に並んだらいいのに・・・そう思っていたが、けんちゃんはきっと何かが起こりそうな私と一緒だとマズイと思ったのだろう。日本人観光客はすんなり入国して行く。脅されてから結構ドキドキはしていたが、それでもこれまでの経験から、話せばすぐに入国できると思っていた。
私の番になり「ノー、スタンプ、プリーズ!」と、お願いしながらパスポートを差し出す。今後の渡航記録にイスラエルのスタンプはない方が無難。案の定、女性の係官が私のたくさんのスタンプやビザを見て驚いていた。特に目立つビザを見ながら「ロシア、インド、カンボジアへ行ったの?何しに?誰と?今回は何しに来たの?」質問がいくつか続いた。途中で隣のブースの女性係員がけんちゃんのパスポートを持って、審査場から出て来てうろうろしていたのを目撃!見るとけんちゃんも「え〜っ、ど〜してぇ〜?!」とオロオロ!私は「旅行会社に所属していて、お客様と一緒に行った。今回は友達と遊びに来た」などと回答していたら、「OK!」とスタンプを押さずにパスポートを返してくれた。「へへへっ」と、隣を見るとまだその係員が納得しない顔をしている。「けんちゃん、別室へ行くの〜?じゃぁ〜ね〜(^_^)/~」と進む私。気になり、振り向き「団体旅行で私と一緒って言えばいいじゃ〜ん!」そう叫んだ瞬間、本当に別室へ強制連行となったけんちゃん!
T/CさんがHelpに行くと思っていたらそうではなかった。「今までにもT/Cが3時間拘束されたことがあります」と平然と言っている。「えっ、日本人グループの一員だからって許してくれないの?」「関係ないみたいですよ」「じゃ〜、どうなるのですか?」「待つだけです」「何時間くらい?」「それが誰にもわからないんですよ・・・」「何時になるかわからないのを皆さんで待つのですか?」「はい!」
私は旅の最初にこんなことがあって、皆さんの貴重な時間を無駄にし、スケジュールを乱したくはなかった。「30分待って、出て来なかったら、行って下さい。昼食後にお迎えに来れたら来ていただいて、ダメなら私たちは列車でアッコーへ向かいます」外のガイドさんと連絡を取りあっていたT/Cさんが「ガイドさんが心配しています」と言う。
「私はプロ添だから大丈夫。まったく問題ないですから、ガイドさんにもそうお話下さい。最初から皆さんにご迷惑をかけたくないのです。それに私たちの中では今日のスケジュールはあまり興味ないし、メインは明日からだと思っていますから」「ただ、スーツケースだけはバスで運んで下さいね」「もう40分経つので、どうぞ行って下さい。私も携帯を持って来たので、お互いに連絡をを取り合いましょう」などと、電話番号の交換をしていた。
そこへ「あ〜、待っていてくれたんですか〜♪」と出て来たけんちゃん!人騒がせなこの空白の45分間はけんちゃんサイトでどうぞ!けんちゃんのパスポートの数少ないスタンプに昨年一緒に行った、シリアヨルダンなどを発見したらしいが、真相は闇の中?!逆に私のはスタンプが多過ぎてそちら方面への渡航暦がわからなかったのかも!旅行者らしくガイドブックやチケットを持っていた方がいいらしい。しかし、ちょうど私が機内でガイドブックを借りて持っていたし、チケットはT/Cさんが持っていた。旅人と証明する物が何もなかったけんちゃんだったが、よく短時間で出て来れたものだ!良かった良かった(o*~▽~)o

上野で待ち合わせお寿司を
食べて結団式。GW中のバスは
時間が読めないため上野から
京成スカイライナーで成田へ
成田空港の出発
ゲート表示板の前20時半頃
ウズベキスタン航空の
タシケント行きに乗る
テルアヴィブの
ベングリオン空港
きれいで近代的!
中央から水が降ってくる


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