旅の空から
ラインライン

ボツワナ(2005年)
★ボツワナ大使館
ボツワナの歴史
大使館サイトより)
★外務省サイト「ボツワナ」

2005年09月15日(木)晴れ、25℃
ヴィクトリア・フォールズ(ジンバブエ)〜チョベ国立公園

今日、ジンバブエのヴィクトリア・フォールズからやって来た私達にお迎えの英語ガイドのラホネさんが数十メートル先で「靴を消毒して下さい」と言う。指差す方向にはスポンジのような物があり、そこで靴を消毒する。車もタイヤを消毒して進み、ボツワナのイミグレーションで全員のパスポートを提出。そこで問題発生!お一人韓国人の教授がいらした。韓国人はボツワナにはヴィザがないと入れないと言う。真っ青!そのために出発前に担当者に3回は確認してもらって来た。先生も私に「お宅で要らないって言われたけど」と少々むっとしていらっしゃるのがわかる。これで入国できなかったら賠償問題となる。しかし、横でラホネさんが「110ドルでVISAは取れるから大丈夫だよ」と言われ、「うわぁ〜助かったぁ〜」と両手を挙げて叫びたいくらい嬉しかった。それにしても何故にそんなに高額なのか納得できない。「計算間違いだと思うからもう一度計算して」とお願いするが、「間違いない」と言う。取り合えず、入国はさせてもらえ、そのまま街のヴィザ・セクションへ行くことになった。そんな公共機関がこんな田舎に出張所を設けているなんて言うのも不思議。もし入れなかったら、全員がどうしたか・・・。時間もゆっくり流れるアフリカ。誰も急いではくれない。ドルでの支払いは不可能。ボツワナの旅行会社が110ドルを現地通貨に両替してくれるために車を出して我々と合流してくれた。感謝!それでも時間に余裕はあったし、少人数なので、観光に支障はなかった。マリーナ・ロッジへ行き、そちらのツアーでチョベ国立公園内のクルーズが始まった。船はサンセット・クルーズ船と同じだったが、今回は貸切ボートだ。最初に珈琲、紅茶がサービスされ、ポテトチップスとクッキーもあった。喉が渇いていたので、すぐにいただきブレイク・タイム。しかし、動物はそんなことにはお構いなしで、どんどん出て来て大歓迎してくれる。川へ出ると目の前には広い広い平野が広がっていた。川の中央の国境付近にカバがいた。目と耳だけを出してじっと見ているかと思えばすぐに川に潜るので数がわからない。向こうの川岸までボートを進めてくれ、「ここはナミビアだよ。不法侵入になるからボートは降りられないからね」と言われて「えぇ〜っ、この岸は外国なのね〜」と大盛り上がり。川岸にはハスの花が咲き、きれいな野鳥もたくさんいた。大きな木が1本中の島にあった。どんどん近づき「イーグルがいる」と指をさす。「え〜っ、どこどこぉ〜」と目を細めて見ていると、次にはずっと向こうなのにその木の根っこ辺りを指差して「ウォーター・グリーン・スネイク」と言う。そして、シドゥドゥ島では遠くの点を見つめて、「あれは鹿のような動物でレッド・レチュー」と・・・我々は何が何だか遠過ぎてまったくわからない。ボートを近くに進めてくれて、「見えたぁ〜」ボートのガイドさんは「イーグルス・アイ」と言っていたが、本当に視力が良さそう。TVでも見たことがあるが、視力が5くらいあるかも・・・。どう見ても乾いた土にしか見えなかったが近づいたらワニが寝そべっていた。手が届くくらいまで近づくのでダメ出しをしたくらいだ。皆さんがそんなことで喜ぶので、調子に乗ったスタッフがカバの昼寝を邪魔しようとした。不審者に怒ったカバがグィッと顔をこちらへ向けたかと思ったら、泳いで向かって来るではないか・・・。その顔が真剣で皆一瞬固まった。「早く動かしてよ」叫ぶ私。慌ててエンジンをつけるが動かない。カバはどんどんこちらへ向かって突き進んで来る。これで船をひっくり返されたら、ワニの餌食だ。船の上ではみんなで後すざりした瞬間エンジンが作動し、その音でホッとした。その後「一番獰猛なのはヒッポで一噛みで人間は二つになる・・・」と話してくれた。それから全員があんなに「耳がクルクル回って可愛いね〜」などと言っていたカバを見ても「怖い怖い」と言い出し写真すら撮らなくなった。川に漂いながらワインのサービスがあり休憩。楽しいクルーズの後半は島に黒く点に見えていたバッファローの大群の見学から始まった。シドゥドゥ島に近づくと数百頭はいるだろうか・・・迫力満点。岸に近づくとりっぱな角を持つ大きめのバッファローがこちらを睨んでいる。カバ事件の後なので、怖くて仕方ないが、スタッフが「大丈夫」と言う。他の船も近くにいた。あまり言うと雰囲気を壊すし、大丈夫と自分に言い聞かせる。その後はボツワナ側の岸で、バクやインパラ、トカゲ、色とりどりの野鳥も見えた。土壁に穴を掘って巣にしてにる鳥がその巣から出入りするのも見ることが出来た。約2時間のクルーズはスリル満点のハプニングもあったが楽しく終わった。ホテルになっているロッジでブッフェ・ランチを美味しくいただく。ザンベジ川の辺にプールもあって中々優雅。午後はフロント前に13時半集合でサファリ・ツアーに出かけた。ワイルド・アニマルが見学しやすいようにイスを段々に設置してある4WDで出発した。乾燥地帯のホコリよけにスカーフか何か必要だ。マスクもあった方がいいかもしれないが、スカーフやバンダナで充分。昨日からご案内してあったので、皆様頭から隠して、強盗団のようで、外人さんに笑われた。まずは川沿いをドライブする。インパラがいたり、クドゥーが水を飲みに来ていた。クルクルした角は3巻きで大人となる。この辺りにライオンがいる・・・と何度も行ったり来たりして探してくれたが、「いなくてもいいからね〜」と叫ぶ私たち。小高い所でドリンク・ブレイクとした。下の川にたくさんの象、バッファロー、カバも見えている。この夏に日本人の女性がライオンに襲われ亡くなった事件があったばかり。少々周りの茂みなどが気になりながらも皆で下りて写真撮影。サバンナにたくさん見られる白い花のついた木が近くにあった。これはウール・ケッパーと言われる花。大自然の中で力強く生きるワイルド・アニマルたち。侵入者の我々はキリンが見られず残念だったが、そろそろ帰国の時間も近づいていた。国境へ向かう時、たくさんのサルと、クドゥー、インパル、ホロホロ鳥、いのししを見た。動物好きな人にはこたえられない魅力のゲーム・サファり。特にこのチョベには象は7万頭を超えるほどいるので、必ず見ることが出来るようだ。「ちょっと怖かったがクルーズが楽しかった」と皆さん。この後は「ジンバブエ2005年」へ。
ボツワナへ入る前に
靴の消毒をする
車も消毒中 ボツワナ国境にあった花 マリン・ロッジ ランチも
クルーズ、サファリもここから
ナミビワの川岸にいた
きれいな野鳥
グレート・ホワイト・エグレット
ナミビア
アフリカン・ジャッカーナ
睡蓮が満開!
ボートで赤ワインをいただく
後方はボツワナの
シドゥドゥー島
急に向かって泳いで来た
カバに一瞬全員が固まる
横へ泳いで行ったので
一安心 この後はカバに誰も
まったく反応しなくなった
カバの家族がお昼寝中
白い鳥が近くにいる

大きな島はボツワナの土地
ボートからバッファロー見学
島には1000頭いる
すぐ近くに200頭ほどの
中より1頭がこちらを睨む
小鳥が背中に乗っている ボートよりバッファローも
入れて記念撮影
フイッシュ・イーグル ビーフイーター エジプシャン・バクとインパル 大きなワニがいた!
ランチ・タイムとなり
ロッジへ戻る
ロッジのレストラン
ブッフェ・ランチ
宿泊も出来、プールもある
10分で絵葉書を書き、投函
プールサイドから
ザンベジ川が見える
チョベ国立公園ゲート 皆さん、強盗団みたい(゜o゜) グドゥー インパル
象がいっぱいいた川辺
これもシドゥドゥー島
ゲーム・サファリ・カー
休憩中
サルがいた
いのしし
ホロホロ鳥もたくさんいた
ボツワナで見たお花
ランチはどれも美味しかった ブーゲンビリア ウールケッパー
鳥の巣がたくさんある木

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