旅の空から
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スペイン
2006年のスペイン
2004年12月までのスペイン

2003年までのスペイン

2004年01月22日(木)晴れ 最高12℃
マドリッド

今日は13時半までフリ-タイム。ゆうべのフラメンコ、サッカーへ行かれた方々も遅めの朝食を取り、それぞれ近くでお買い物などされたようだ。チェックイン時にホテルへお願いして、全員の部屋が13時半まで使えるようにしてあったので、バゲージダウン(荷物出し)も13時で、とてもゆっくり過ごすことが出来た。免税の手続きも本来は最後のEU国のオランダのアムステルダム空港でするのが原則だが、マドリッドの空港で品物チェックもなく、機嫌よくスタンプをバンバンと押してくれた。もし拒否されたらアムステルダムでとなるが、万が一そちらまでの飛行機が遅れて到着したら、免税も出来ずに、日本までの飛行機に飛び乗ることになる。
マドリッド空港でとても感じのいいコンダクターさんに会った。笑顔がいいし、落ち着いた柔らかい口調の話し方もベテランさんとわかる。マドリッドからアムステルダム機内では通路を隔ててお隣だった。PCを持ち歩いていて、契約の2つのプロバイダーが私とまったく同じだった。列車の中でDVDを真剣に見入ったなどのお話は余裕のある証拠で、私はまったくそのようなことは時間があっても出来ないだろうと思う。アムステルダムから乗った飛行機も200席の空席があり、たまたま移動した3席独占の、すぐ横4席を確保されていた。最初の挨拶の後「どこの会社のツアーですか?何名様?何日間?派遣?」などと質問したりされたりで、「次はどこ?」とよくそんな会話で終わる私たちコンダクター。意外や次は同じイタリアとの返事。「何かの縁だから」と名刺を下さった。見てビックリ!あの・・・業界で有名なYHさん!本を出版されていらして、以前からよく本屋さんの旅行関係の棚で見かけるお名前だった。「わ〜、あの○○さんでしたか〜?!」トラ○ル・ジャーナル誌(旅行業界週刊誌)にも寄稿されていたようだ。他にもいろいろと週刊誌などでも活躍されている。今度本を読んでみようと思った。私の先輩のT/C(スペイン大好きでスペインへ消えた方!)の大学の卒業旅行の時のコンダクターさんだったのもわかった。彼の仕事を見て、法学部の彼女は畑違いのコンダクターになったようだ。YHさん、大ベテランで大先輩、これからもいいお付き合いをさせていただこうと思う。



2004年01月21日(水)晴れ 最高12℃
マドリッド

今日はマドリッドの半日市内観光。9時にホテルを出発してプラド美術館を中心にほとんどが車窓からとなる。プラドではまだマネ展の開催期間中だったので、皆さん思わぬプレゼントをもらったような喜びようだった。危険なスペイン広場では私がバスに残り、皆さんの貴重品を見張った。食事はシーフード・パエリアだった。どのレポートを見ても、美味しくないと書いてあったが、とても美味しかった。四谷で飲食業をしている方も「美味しい」と言っていたので、間違いないと思う。食後はフリータイムとなったので、ご希望の方々を「王宮」へご案内した。2700室もある大きな宮殿の中、見学は25室だけだったが、それでも財力の膨大さがわかる。王はこの宮殿は無駄な費用が多くかかるからと、郊外の宮殿にお住まい。昨春の小泉首相の謁見もそちらで30分間行われたようだ。この4月にはプリンスが結婚されると聞いた。お相手はニュース・キャスターでバツイチとか・・・大きな話題となっている。一番驚いているのは元旦那さんだろう。王宮の見学後はそれぞれ行く方向が違うのでそこで解散とした。私はマヨール広場へ行き、そのままプエルタ・デル・ソルで熊の写真を撮り、近くにある王立サン・フェルナンド芸術センターへ行ってみた。何故か今日は無料だと言われて、得した気分だったが、あまり好きな絵画はなかった。その後は以前から行ってみたかった「テッセン美術館」へ。期待しないで行ったが、世界でも第2位を誇る個人のコレクション。かなりのいい作品、有名な画家の絵があり、驚いた。また機会があったら来てみたい。その後はタクシーでホテルへ戻って、夜のフラメンコのために少し仮眠した。念のために21時半にご参加の方々のお部屋へWake up callをした。そして、22時にホテルを出発して王宮近くのタブラオ「モレリア」へ行った。ここはマドリッドでも格式ある有名なフラメンコのタブラオで、オーナーの奥様が、有名なブランカ・デル・レイ。写真を見たがとてもきれいな人だった。世界中を回っているようで、たまにこちらでも踊ることもあるとのこと。ショーは22時半から始まった。いつもは団体は奥の席だが、今日は大切なサッカーがあり、街も人気がなかったくらいで、ここもお客様が少なく、我々の席もステージの前で汗が飛んで来そうな距離だった。最初は4名のダンサーが踊り、次はスター登場。東洋的な顔立ちのとてもきれいな人でスタイルも抜群だった。踊りはもちろん素晴らしく表情、手、体、足、指先まで情熱的な感性が伝わって来る。男性のダンサーも背の高いモデル風の人で、足の素早い動きに感動。24時15分で終了して、我々は帰ったが、第3部はダンサー全員が出て来て踊るようだ。そうなると終了は25時となる。スペインへ来たら一度は見たいフラメンコ。ここはおすすめのタブラオだ。過去には、ピカソ、ヘミングウェイ、ペレ、アラン・プロスト、スティング、ライザ・ミネリ、フランク・シナトラ、高円宮様、キッシンジャー、スペインの国王、他の各国代表団など・・・たくさんの著名人たちも訪れた。
「CORRAL DE LA MOREAIR」 住所:C/MORERIA、17−28005、MADRID .TEL:91−365−8446 食事も21時から取れる。ショーは22時半〜25時
サッカーへ行かれた4名様も無事にお帰りだった。リアル・マドリッドはベッカム、ジタン、ラーウル、ロナウドのスター選手も出場していた。スペイン3強のうちの2つの試合だったので、スタジアムは70000人が入り、TVやBARでも皆が応援していたようだ。街は21時半以降あのプエルタ・デル・ソルも信じられないくらい静かだった。3対0で勝ったので、見に行った甲斐があったと喜んでいらした。試合の終了前には出ないと、何万人もの人が出て来たらタクシーがつかまらない、とだけアドバイスした。10分前にお出になり、あのベッカムのスペインへ来てから初めての退場処分が見られなかったようだ。このように旅を楽しむ余裕のある方を応援したくなる。ただ、スタジアムはお酒を飲んで行く人も多いので、充分に注意したい。
今回は第2ブランドの10日間で時期的に一番お安い日に出発で188000円のツアー。ホテルもBクラス、朝食もコンチネンタル・ブレックファーストでパンとコーヒーだけのコース。それでも、最初のホテルからここまでずっとアメリカン・ブッフェだった。初めてマドリッドでコンチネンタル・ブッフェとなったが、パン、コーヒー以外に、ハム、チーズ、ヨーグルトなどもある。そう貧弱なコンチネンタル・ブレックファーストではなく、皆さんに喜ばれた。ホテルも悪くない。フリータイムが各地であるし、3都市で連泊もする。体調も整えられるし、好きなところに行くことも、お買い物も自由に出来て、いいコースだったと思う。
1764年完成の王宮
アルメリア広場より
入口からすぐの大階段
見学は25部屋のみ
2700の部屋がある
豪華シャンデリア
広いダイニングルーム
長いテーブルで
晩餐会も開かれる
王室礼拝堂 オリエント広場の
向こうは
オペラ座が建つ
セヴリア広場に建つ
このビルの時計は
スペインの時間の基本
大晦日はこの時計の
12の鐘の音と共に
全国の人が12粒の
ぶどうを食べることになる
マヨール広場
ピカソが通ったレストラン
ボティンも近くにある
フリッペ3世像 街角でも花を見ると
写真を撮りたくなる
マドリッドのシンボル
プエルタ・デ・ルソルの
熊の像
マドリッドでは
一番有名で格式ある
フラメンコのタブラオ
狭いステージで迫力
いっぱいに踊るダンサー
ギター、歌い手も
素晴らしい
男性のダンサーは足が
見えている分、床を叩く
音を出すのに
とても苦労するとか
王宮そばのタブラオ
フラメンコの女王
ブランカ・デル・レィが
出演することもある。
オーナーの奥様




2004年01月20日(火)晴れ 最高10℃
グラナダ〜ラ・マンチャ〜トレド〜マドリッド


ドンキホーテのゆかりの地ラ・マンチャには風車が多い。
ここコンスエグラは秋にはサフラン畑が紫に染まり、サフラン祭りも開催される

コンスエグラの風車
丘のTOPからは340度展望出来る
手前のドアに立っているのは
ペトロさん
下から見上げた風車
青空に映える
プエルト・ラピセの旅籠や
作者のセルバンテスの定宿
中庭にはトンキ・ホーテと
甲冑が置いてある
BARには巨大な
ワインの壷があった


2004年01月19日(月)晴れ 最高10℃
グラナダ


ホテルからも見えるアルハンブラ宮殿

今朝は9時からすぐホテル横の世界遺産アルハンブラ宮殿へ徒歩見学に出かけた。今朝マドリッドの気温を見たらー1℃! 昨日きれいに見えた30km先のシエラネバダはもう真っ白で、スキーの板を積んだ車も見かけていた。寒いに違いないと、しっかりホカ○ンを背中に付け、フードもコートに付け、マフラー巻いて出かけた。案の定、寒くて寒くて感覚もなくなっていた。お客様が「私は人間湯たんぽなの」と、暖かい両手で私の手を握って下さったり、他の方も指先の末梢神経を刺激したらいい・・・などと爪先をギュッと抓んで下さったり・・・結局寒がっていたのは私だけだったのかもしれない。しかし、1時間後には半分の人がWCへ走った。それも宮殿内にはないので、入場口の係員さんへ再入場をお願いしてのことだった。普通は「夏の離宮」の庭園へ行った1時間半後くらいにWCタイムを取るが、皆さんもやはり寒く冷えたようだ。約2時間半弱で終了して、解散となった。残ってパラドール(国営高級ホテル)へお茶に行かれた方々。寒いので一旦ホテルへお帰りになった方々。私は昨日お疲れで街へ行かれてなかったカップルと、残った他カップルでまたアルハンブラ・バスに乗り、街へ下りた。そして、礼拝堂とカテドラルを見ていただいて、フリーになった。散策後の13時皆さん和食を昨日チェックしたので、自然に集まるかもと思っていたら・・・なんとお休み。昨日のたて看板には定休日がなかったので、安心して来て見たら、その看板が今日はなかった。あらら・・・と見ていると、先ほどご案内した方々もいらしてて、一緒にガッカリ!イタリアンをおすすめしたが、もう歩き疲れたと、そのすぐ近くのレストランへお入りになった。私は和食がダメなら、中華かイタリアンと決めていたので、そちらへ急いだ。ビブ・ランブラ広場に面した角の「GALLIO」レストラン。13時過ぎに入ると他に誰もいなかった。スペイン人のお昼は早くて14時頃からのスタートとなるので、まだ早いのだ。一番良い席をいただいて、飲めないのに、冷たくなった体を温めるために赤ワインをオーダー。そして、オニオンスープと高級生ハム、ニンニクのスパゲティにした。お味はまぁまぁ・・・。次回はピッザにしてみたい。この広場はお花屋さんが多く、セヴィリアなどで見た黄色いミモザ(左上)も売られていた。ネコも日向ぼっこをしている。子供用品のSHOPでは、日本のアニメ「ク○ヨンしんちゃん」のお人形がウィンドーを飾っていた。スペインでは(他の国々でもそうだが)毎朝日本のアニメが放送されている。「ハム○ろう」ドラ○もん」も見た。声が日本の声優さんとはまったく違うし、スペイン語なので、どうもピ〜ンと来ない。しんちゃんの方は13歳以下の子供には見せないように指導されているのも面白い。しかし、それも無視で見ているようで、大人気と聞いた。皆さんにサンニコラス教会からの夕陽と夜景がきれいとお話したが、何人の方が行かれるか・・・今日は朝からかなり歩き回ってお疲れと思う。明日は6時半起きでラマンチャ〜トレド〜マドリッドへ走る日。予定より15分早めに出発をすることにした。それでもトレドでのお昼はスペイン人のランチタイムの14時だろう。今日おやつを買っておいていただくようにお願いしてある。帰ってから寒かったのでお風呂へ入った。シングルなのでバスタブも半畳もない程の狭さで深さも普通より浅いので、丸まって入った。こちらの人たちはシャワーで済ますので、それでもいいのだろうが・・・このように寒い日はお風呂で体を伸ばしてゆっくり浸かりたくなる。暖まったと思って出たら、クラクラ来た。飲めないワインをグラスで1杯飲んでしまったから、体を温めたら急に回って来たようだ。随分前にもパリで苦い体験をした。体がお酒のとっくりのように熱燗状態になったのだろう。危ない危ない!あの小さなボトルはここに持ち帰っているが、これで今夜はやめておくことにした。
夕焼けのアルハンブラ宮殿
後ろは雪のシエラネバダ
(お土産屋さんの写真より)
ライオンの中庭
124本の大理石の
柱が並ぶ
猫にしか見えない
時計代わり
ハーレムの世界で
2階には王の后たち
が住んでいた
ヘネラリフェ(夏の宮殿)
からの眺め
アルハンブラ宮殿を望む 花と噴水で夏の暑さを
ここで凌いだ
噴水の音が軽やか
左の画像の反対を撮影
メインストリートから見えた
14世紀の建物の中へ
中庭には池があり・・・ この1角にツーリスト
インフォメーションがある
日向ぼっこの犬
県議会議事堂 グラナダ市庁舎 サント・ドミンゴ教会 アルカイセリアの
お土産屋さんが並ぶ通り
オニオンスープ
5.30ユーロ
ハモン イベリコ デ ベロッタ
生ハム
12.70ユーロ
スパゲティ
5.15ユーロ
赤ワインは2グラス
くらいの可愛い
5分の1ボトル 
4ユーロ


2004年01月18日(日)晴れ 最高15℃
ミハス〜グラナダ

昨日今日はスペイン周遊の旅では珍しく出発がゆっくりで余裕ある朝を過ごしている。朝食会場にのんびり9時に行くとほとんどの方が遅めの朝食中だった。外人さんたちのようにバカンス気分で嬉しい。強風で外のやしやフェニックスの葉の動きは激しく、プールはジャグジーのように波打っていたが、出発前にはおさまったようだ。10時半発で5分ほど登ったミハスの街へ行き、約2時間強のフリータイムを取った。ローカル・ガイド(ライセンス持ったガイドさん)がいないので、バスの中の短時間で地図をお配りして、見所などポイントの説明。集合場所のレストラン下まで誘導後、解散とした。一番乗りの我々・・・どこにも観光客はいなかったが、食事前には2つの日本のグループがグラナダから走って来たようだ。お店も11時頃から開きだした。食事はいつもの丘の上のレストラン。ここからの見晴らしは最高・・・きっと夜景もロマンチックできれいだろう。時間があったので、PC持参でバスから降り、少しの散策後レストランへ上がってみた。待合のソファーでメールなどの返信を書き込んでいると、ワイヤレスランが作動し始めた。ん?とサイトを開くと繋がっていたので、そのまま掲示板へ行き、簡単にレス入れをしながらのチャットと巡回が出来た。ちょっと得した気分。食後はロハでWCストップ。そして、グラナダのアルハンブラ宮殿近くのホテルには16時45分到着だった。チェックイン後はご希望の方々を17時半ロビー集合で「カテドラル」と「王室礼拝堂」へご案内した。明日はアルハンブラ宮殿見学後がフリータイム。昼夕食ともフリーだったので、「街の下見にいかが?」とお誘いしてみたらほとんどの方がご参加になった。アルハンブラ・バス(ベ○ツ社のミニバス)の30番か32番でヌエバ広場まで直行10分で0.90ユーロ。まずは18時半には閉まる「礼拝堂」へ。写真、ヴィデオ撮影は禁止されている。2.5ユーロ。イザベル女王のお墓がある。女王自らこの地での終焉のために1504年着工させ、その年に亡くなった。フェルナンド王も1516年完成を見ずして亡くなっている。並んで棺が地下に保管されている。冬時間の「カテドラル」は19時までオープン。3ユーロで写真取り放題。トレドのカテドラルを模倣したようだが、中々迫力があり豪華。祭壇も財力に任せてふんだんに黄金を使ってある。出口の方向は観光客が行くと喜びそうなお土産屋さんが並ぶアルカイセリア地区。また同じバスでホテルへ帰って来て19時だった。ゆっくり見学も出来たし、街の雰囲気もわかり、皆さん大喜びだった。19時半からのブッフェ・ディナーで食べた魚介類のパエリアは最悪だった。お米が糊状だった。日本人はしんのあるお米はダメとわかっているから、柔らかくと思い失敗したような気がする。それでも食べてみたいと皆さん・・・そして異口同音に「マズ〜ッ!」に、「う〜んもう!だから言ったじゃないですか〜!」と皆で大笑い。本当に今回も毎日お天気にも恵まれ笑いながらの旅行で楽しい。左上の画像はミハスの朝10時頃のホテルから眺めた地中海。右はグラナダのアルハンブラ・バス。左下はグラナダのカテドラル正面。
ミハスのホテルの夕焼け
19時頃
ミハスの街のお土産屋さん通り 冬のお店のオープンは
ほとんど11時頃から
スペインの郵便ポスト
18時半頃の
イザベル広場
噴水がライトアップ!
カテドラルの入口より
冬の入場時間
10:45〜13:00
16:00〜19:00、
 3ユーロ
広い内部は天井も高い
1518年から建築。
塔部分は未完成
カテドラルの
黄金の祭壇部分
黄金のパイプオルガン 聖歌の楽譜は大きい
右の写真を・・・
2つ展示の楽譜の大きさ
は近くを歩く人間を
見ればわかる
普通の教会の柱より
ずっと太く大きいが
比較するものが無い


2004年01月17日(土)晴れ 最高14℃
セヴィリア〜ロンダ〜ミハス

世界遺産カテドラル

ヒラルダの塔 高級リオハ・ワイン ムリリョの絵画
ロンダの広場の建物 ロンダの街並 断崖絶壁の上の展望台
白い所の小さな出っ張り
が見えるかな?
18世紀の祈りの場 マリア様が祭ってあった ロンダの旧市街と
新市街を
結ぶ新橋




2004年01月16日(金)晴れ 最高12℃
バルセロナ〜マドリッド〜コルドバ〜セヴィリア

バルセロナを7時45分発のマドリッドへ飛んだこの15分おきのシャトル便はがビジネスマンでいっぱいだった。席もフリー・・・ニューヨークからのワシントン行きなどのシャトル便と同じだ。路線バス感覚で皆利用している。マドリッドからはバスで新幹線AVEに乗るためにアトーチャ駅へ移動した。ここも引ったくりなどがある危険地帯。すぐにお客様にはAVE専用待合室へご案内していただき、私はスーツケースをポーターさんとセキュリティーまで運ぶのを監視。AVEは今回は2等車。2席づつなので、席割りがしやすい。それでも後ろ向きに走る席があるため、くじ引きとなる。11時発のAVEは放送もなくす〜と出て行く。1時間40分後世界遺産の街コルドバに到着。ユダヤ人街を抜けて、レストランへ。タパス(小皿)料理を食べてから、花の小路とメスキータを回った。ガイドさんも前回のエンリケさんでやりやすかった。日本人のグループが3組。他にスペインの老人会の方々が見学していらした。バスに乗ったのが、15時50分。それからノンストップでセヴィリアへ移動した。夜はフラメンコのOpがあり、23時前には帰着だった。
世界遺産コルドバのメスキータ メスキータ側面


2004年01月15日(木)晴れ 最高10℃
バルセロナ

14日発10日間のスペイン周遊に19名様と来ている。普通に8日間で周遊する内容を10日間なので割りと余裕あるコース。年間でも一番安い時期のため188000円。昼食は付いているが、夕食は2回のみとなる。スペインの夕食は早くて20時からでスペイン人は21時くらいからだ。それもあって今夜はスーパーマーケットで食料を買い込んでいらした方が多かった。
今日もお天気に恵まれて眺めの良いモンジェイクの丘から始まった半日市内観光。ランチ(イカ墨のパエリャがメイン)後はフリータイムとなった。
私はご希望の方をゴシック地区にあるピカソ美術館までご案内し、海を眺めてホテルへ帰って来た。明日は5時半に起きて飛行機でマドリッドげへ飛び、その足でスペインの新幹線AVEに乗り込む。そして、コルドバでお昼と観光をして、セビリアへ入る。夜はオプショナルでフラメンコ。長い一日となるため早く休むことにした。20時前から時差ぼけで眠くなっていたが、結局休んだのはいつもの通り24時過ぎ。
モンジェイクの丘から
遠くにサクラダ・ファミリアが
見える
ガウディデザインの
グエル公演のベンチ
グエル公園内の
管理事務所
コロンブス像
お昼のイカ墨パエリア
ここは地元に人でいっぱいに
なるレストランなので、
13時半までには入りたい
スーパーの生ハムの足
ホテル横にあったマーケットの
地下にはこんな足が・・・。
ピカソ美術館の入口プレート
大きくなってオープンした。
5ユーロ。
青の時代の作品が多い。
ピカソ美術館の中庭
個人の入口は奥の方から
音楽センターの壁画もピカソ作 ピカソもよく通った4CATS 4匹の猫の入口 奥がレストラン手前はカフェ
ゴシック地区の市歴史博物館 カテドラル広場から撮影
現在入口を修復中
エレベーターにて
屋上まで登ると
すぐ目の前に塔があった
カテドラル内部:4ユーロ
カテドラル内部
中央1段下の礼拝堂には
バルセロナの守護聖女の
サンタ・ユウラリアが眠る
中庭に面してミュージアムが
ある噴水や木々の
元アヒルがいた。
赤いキャンドルに願いを込め
各チャペルはかなり立派
カテドラルの
付属ミュージアム内部


2004年01月03日(土)晴れ 最高10℃
1/02セヴィリア〜バルセロナ

今朝も5時に起き、真っ暗な中バスで空港へ向かっていた。かなりお疲れだと思うが「今回2度目の夜逃げです」に笑いが出てホッとする。昨日のうちにプリチェックイン済みだったので、荷物預けで終わった。イベリア航空は前日でも搭乗券を出してくれるのでオーバーブッキングの心配な時期などとても助かる。空港のCafeでホテルに作っていただいたBOXの朝食をそれそれお取りただいた。飛行機では私の席とは逆右の窓からきれいな朝焼けが見えていたので1枚。左の画像が今朝のもの。思い出して、成田からの夕陽を探し、右へUP。バルセロナ空港へ到着したのがまだ朝の9時前。ガイドさんが「T/Cさん、混んでいるから今から残ってプリチェックインをしたら?」とアドヴァイスして下さった。明日のAMに来る予定だったが、お客様に了解を得て、残ることにした。どのカウンターも大勢の人が並んでいた。少ないカウンターへ行き、「明日のグループの・・・」ですぐにわかったようで、あっちだこっちだとそれから聞く人にグルグル回された。きっと今日だって忙しいのに明日のは面倒で発券したくないのだろう。最後とても忙しそうだったグループチェックインへ並んで様子を伺ってみた。すると「1時間半後においで」との返事があった。「1時間半後はあなたがいるのね・・・あなたが!」と男性に念を押しウィンクするおじさまに手を振りCafeへ。それからバルセロナのオプショナルの精算書などを作成したり、久々にゆっくり考える時間が出来て良かった。明日の帰国の方への乗り継ぎのフランフルト空港の地図にマーカーでマークしたり、パリのミールクーポン使用の時の注意事事項などに下線を付けたりして過ごした。プリチェックインはスムーズに行われた。あの時にいた男性と他に女性がいた。彼女が慣れているようで素早く搭乗券を発券してくれた。その後は空港バスに乗って街の中心地カタルーニャ広場へ。そこから合流するお昼のレストランへは徒歩3分。このタパス・レストランはかなり気に入った。下の写真のようにたくさんの小皿(おつまみ)料理が並び、どれも美味しそう。今日のメニューは画像の上の4皿で12種類の物を食べたことになる。少しづつ多種の物を食べたい日本人だから、とても喜ばれそうな食事だ。カタルーニャ広場から近いし、きれいで清潔、仕事も早いのでおすすめ。「FRAGA」 RAMBLA CATALUNYA 8 08007 BARCELONA TEL:93−412−5782 ランブラ通りの逆のカタルーニャ広場を超えた右側。スターバックスコーヒーの右隣。カタルーニアプラザホテルの近く。
これから夜のオプショナルの「夕食付きフラメンコショー」へ行く。全員ご参加。スペインへ来て、フラメンコを見ない人はいないだろう。しかし、それでもここで体調が悪いとキャンセルする人は多い。実は今日もフラメンコは頑張って行きたいからと、午後のオプショナルの「ピカソ美術館」は直前でキャンセルされた方がいらした。もちろん払い戻しはしないのでもったい。ハードなスペイン周遊で、今夜はさて何人が最後までしっかりフラメンコを見ていられるだろうか?!結局、フラメンコからの帰りは23時45分だった。眠い目を擦りながら見たとのこと。最後の目的が果たせたとお喜びだった。
セヴィリア:世界遺産
カテドラルのヒラルダの塔
カテドラル内部 カテドラル中央祭壇 カテドラル広場


2004年01月01日(木)曇り 最高15℃
グラナダ〜ミハス〜マルベーリャ

グラナダ旧市街 地中海 レストランからの眺め
マルベーリャの港と灯台 今年最初の夕焼け フリオ・イグレシャスの
記念碑


2003年12月31日(水)曇り 最高08℃
マドリッド〜コルドバ〜グラナダ

1年ぶりのスペインに23名様とやって来た。昨年の苦い経験があるので、私はかなりピリピリしている。バッグを持たないようにご案内し、貴重品はお腹に巻くか、首から提げていただいた。最近、後方からの首絞め事件も多いスペインではまずはマークされない工夫が大切。
右は昨日見学したプラド美術館の大好きなレンブラントの絵。マネの特別展が開催されていた。パリのオルセー美術館の「笛を吹く少年」も来ていたので、皆様大喜び。
今朝は5時15分モーニングコールで6時20分には朝食ボックスを持って、新幹線AVEのアトーチャ駅へ向かった。もちろん、外は真っ暗で夜逃げ状態。ファーストクラスだったため、お客様にはラウンジへ入り、そこでボックスの朝食を召し上がっていただいた。その間、スーツケースを預けたポーターさんを追って、セクリティーチェックを覗く。バスから下ろし、積み上げたスーツケースをまた1個づつ下ろしてはチェックを受けて、またカートに乗せていた。全部の荷物がホームへ降りて行くのを確認してから、ラウンジへ行った。こんな裏作業が行われているなど知る由も無い皆さんは、まだボックスのお食事中だった。ラウンジに用意された飲み物はどれもフリー。7時10分、全員で6番ホームへ降りる。ファース・クラスは、軽食サービスが付く。今回は時間的に朝食だった。飲み物のサービスもあり、優雅な気分。ボーッとしていたら、空が少し明るくなってきた。曇っていたので朝陽は見えなかったが、8時半くらいに登ったようだ。世界遺産コルドバではローマ橋から徒歩観光となる。英語ガイドさんとメスキータ、花の小路、ユダヤ人街を見学して歩いた。その後の昼食はオックス・テールがメインのコース。実は予約が入っていなかったので、昨日入れていただいた。明日1/1のアルハンブラ宮殿が閉まるために、今朝早いAVEへ変更されていたが、昼食の用意が漏れていた。それも12時から食事しなくては宮殿の最終入城に間に合わない。
今夜は大晦日。24時の時報と共に1分間でぶどう12粒を食べる習慣のあるスペイン。もうすでに皮もなく種も取り除いた12粒の缶詰があるとガイドさんに聞いた。19時15分、グラナダのホテルから急いで皆さんで20時に閉まるスーパーマーケットへ行き、缶詰と食料を買って帰って来た。今夜ばかりはどのレストランも夜は夜中までのガラ・ディナーとなり、予約がないと入れない。タパス料理ならBARでも食べられるだろうが、今朝も早かったのでお部屋でゆっくり過ごしたい方が多かった。しかし、お元気な7名様の3姉妹家族は、20時45分〜04時までのホテルの食事&パーティ182ユーロにお申し込みされた。何時までもつだろう・・・お酒のお好きなお父様方はお疲れもあって、24時までも耐えられるのかどうか・・・。私も余ったからとぶどうを1缶いただいた。12の鐘がなっている間に喉から入れ込まないといけないらしいが、そんなことが出来るのだろうか・・・。後30分ほどで、2003年が終わる。TVではシドニー、東京、香港などの新年の様子が繰り返し放映されている。すでにホテル周辺はあちこちから音楽や爆竹などの音が響いている。グラナダは市庁舎前でカウントダウンとなるようで、コンサートがもう始まっている。ここは少し中心から離れているので、昨年のポルトガルのように眠れないほどの音ではない。お客様には「4時までは眠れないかも」とお話はしてあるが、かなりお疲れの様子だから、すでにお休みの方もあるだろう。来年もいい年でありますように!
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アトーチャ駅のスーツケースの
セキュリティーチェック
コルドバの犬 コルドバのメスキータ ローマ橋手前からの眺め

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