ギリシャ
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2004年10月26日(火)晴れ、25℃
サロニコス湾3島巡りミニ・クルーズ
今日は6時に起きて、7時30分の船のピック・アップ・バスに乗ってピレウス港へやって来た。「HERMES」号に乗り込むと、今日は日本人KUMIIKOさんが乗船されていた。久々にYOKOさんに会いたかったが、お休みらしい。約1時間40分後に時計塔が可愛らしいポロス島に着いた。一気に何百人もの人々が、船から吐き出され、時計台を目指す。狭い石段はやっと人がすれ違える幅。大渋滞の中、久々に息を切らしながら登ってみた。見渡したポロス海峡は約200mで静かに船が行き交う。一人でブラブラ島の市場など見て周り、再上船。11時半にHERMES号は第2のイドラ島目指して出港。船内では最初のグループの昼食が始まる。それ以外の人はラウンジでのんびりしているか、船首のラウンジ側ではギリシャ・ダンスのレッスンが始まる。これは以前はなかったサービス。船内では毛皮など販売していたが、今は有名な「フォリフォリ」などのアクセサリーやバッグなどを販売していた。日本市価の3分の1ほどの値段。イドラ島は2年前にスケッチ旅行で来た島。ロバに乗ってみたい人は乗る前に交渉するのはもう世界の常識。約15分で、5ユーロ。路地を入って行くとこの時期でもまだブーゲンビリアやハイビスカスが咲き、きれいな絵葉書のような風景に出会える。ネコがいっぱいなので勝手に「キャット・アイランド」と命名する。14時10分に出港した船では我々の青い券の人のための食事が始まった。セット・メニューになっていた。以前のようにブッフェ・ランチではなく、ちゃんとサービスがあるのは嬉しい。ただ、飲み物をしつこく販売しているので、勘違いしてオーダーすると別料金となっている。最後のエギナ島ではたっぷり2時間のフリータイムとなる。船内では10時までの締め切りで、オプション販売があった。一人22ユーロでバスで行くアフェア神殿(紀元前490年頃)と聖ネクタリオス教会見学。1時間半ほどで帰ってくるので、出港まで2〜30分の時間は残る。この旅行を企画した乗りのいい方と下船後、掲示板のリクエストの画像撮影にも快く「私やる〜!」私の案で二人でないと出来ない「キャイ〜ン」ポーズにした。もう止まらない乗り乗りコンビ。その後は小さな教会で写真を撮り、散策。ピスタッチオの食べ比べをして、「上司にはこの安い方、自分はこの高くて美味しい方」と楽しい人。あれこれとお店を冷やかして歩き、最後にシャイなおじちゃんのいるお店でたこの炭焼きを食べた。お客のおじぃちゃんたちが何故か「こんにちは〜、あのね〜」などと日本語で話かけて来るのが面白い。ギリシャ語で運転手さんと3日間練習して来た「スワ ガ ポー、愛している」と言われたら、乗りのいい二人で「ケ・ゴー、私もよ」って言ったのだが言われなかった(ーー;)・・・残念!通りかかった神戸の方も合流してのたこ談話は海外生活や行きたい国などの話などで盛り上がった。主催の女性は「私の本当の人生は60歳からなの」と、私のT/C仲間には「65歳くらいで死にたい」と言っている人もあるし、人生いろいろ。帰りの船ではギリシャダンスショーが行われ楽しく過ごしながら帰る人達や、静かに体を休めながら帰る人とラウンジがわかれた。いつも元気なお姉さんはダンスの方へ。他の方々は静かなラウンジでお過ごしだった。今日は雲が多く、夕陽は見ることが出来なかった。ピレウス港へ到着したのが、真っ暗となった19:30過ぎ。あちこちのホテルに立ち寄るバスから降りて行く人たちの手には、ピスタッチオなど島のお土産物がたくさん。ホテルへ到着して、お部屋から残っていた2組の方々へ電話を入れた。どちらも何事もなく楽しくアテネ市内でお過ごしだったようだ。21時にバスでホテルを出て、ギリシャ・ダンス・ディナー・ショーのレストランへ行った。2日目にアテネのプラカのレストランでランチをしている間に、今夜のレストランの下見をした。それなのに、下ろされた場所が違うので、少し不安になって、途中出会った人に確認。昼間見るのと夜は違うが、途中で下見した道に出た。21時半からショーが始まった。歌にダンスにと賑やか。おへそを出したベリーダンスで男性が大喜び。最後は観客がステージに上がり、手を繋いでダンス・・・と言う時に、もう23時前だったので、途中で失礼かと思ったが、ホテルへ帰ることにした。バスの場所も確認したが、教会の前と言う「教会」が2つあった。近くだったので、すぐにわかったけど、最近経費削減でアシスタントが付かないケースが多く、このようなプラカの迷路のような場所で、しかも夜となると本当に不安。ホテルに到着したのが、もう23時半前。それからパッキング。今回はオリンピックに来たお客様の忘れ物だか何だか3点を持ち帰るように言われているが、それが重くかさばって仕方ない。それらをパッキングして、掲示板を覗き2時過ぎ。 |
エルメス号にてやって来た ポロス島 |
時計塔の丘からの眺め | 大きなフェリー・ボートも 来ていた |
時計塔まで10分 |
島の中心地から 時計塔を見上げる |
教会横の路地の お土産屋さん |
お土産屋さんが並ぶ 港から1本裏の路地 |
島の市場:子豚が そのままぶら下がっていた |
イドラ島 | まだ咲き誇るブーゲンビリア | 青いカフェのある路地 | ホテルの玄関 |
ロバは交渉してから乗る | ネコがいっぱい! | 子猫がやって来た | Cafe |
船内の前菜 | メイン | エギナ島 | 港の白い教会 |
たこの炭火焼 たこがぶら下がっている |
2004アテネオリンピックの グッズがまだまだ残っていた |
UZO:松脂が入っている 食前酒。水を加えると 透明なお酒が白くなる |
ピスタッチオ 味が違うので必ず試食する |
2004年10月25日(月)晴れ、28℃
デルフィー9:30発遺跡巡り〜スニオン岬〜アテネ19:30着
エーゲ海に沈む夕陽
(スニオン岬のポセイドンの神殿)
デルフィーの朝陽 お部屋のバルコニーより 8時頃 |
アポロンの神殿跡 紀元前650年 聖域のの中枢 |
ガイドさんに説明を受けて いる。想像力を働かせ神殿を 見ると楽しいが それがかなり難しい |
ゴロゴロの遺跡と柱を見ている 私たちに建物が建っていた 時代の様子が再現された 地図で説明中 |
遺跡の(=^・^=) | 宝庫とシビラの岩 | アテネ人のストアー跡 | 太地のへそ |
劇場跡 歌うことは禁止されていた |
アポロンの神殿跡を 上から見る |
スパルタの奉納像跡 | 下から眺めた神殿跡の柱 |
カスタリアの泉 アポロンの神殿へ入る 前に身を清めた泉 |
体育館跡 アポロンの聖域からアテナ の聖域へ移動(道路を渡る) |
アテナの神殿跡 実際は丸い神殿だった 紀元前380年 |
ガイドの木下さんは真面目で 楽しくきれいな声がよく通る 最高のガイドさん |
綿花畑を抜けて走った | ドライバーさんがバスを 停めて 取ってくれた綿花 |
どんぐりのようだけど 低木の実 |
お客様の手に乗るまるで ドングリのような実。 帽子もある。 |
スニオン岬60mの断崖 エーゲ海に沈む夕陽 |
ポセイドンの神殿跡 紀元前5世紀 |
近くに咲くピンクの可憐な花 | 岩間に咲く葉のない白い花 |
2004年10月24日(日)晴れ、23℃
オリンピア9:00発遺跡巡り〜デルフィ17:15着(217km)
エルメスとディオニュソス(ぶどう酒の神)
(オリンピア考古学博物館)
父ゼウスの愛人のセメレの子供を母の嫉妬より保護したエルメス
ホテルとプール | 青空が映るプール | 庭園のカリン | 柿 |
屋根付練習場 ギムナシオン跡 |
柱だけが残る遺跡 | BC776年より4年に1回 始まった競技は5種目 |
第15回目から全裸で戦った |
ビザンチン時代の教会跡 |
内部は天才彫刻家の フェイディアスの工房だった |
のちに教会となったので 祭壇もある |
貝殻のたくさん付いた石が多いのは以前は海だったことを示す |
聖地の囲壁の跡 | ゼウスの神殿跡 | 柱の大きさがわからる | 朝露で光っていた |
スタディオン入口の門 | 内部から見た門 今日も大型 客船のアメリカ人が・・・ 遺跡を埋め尽くす?! |
競技場には今も スタートラインが残る |
古代人のようい!の体制は 両手を出し、左足が前 |
ヘラ神殿(ゼウスの正妻) 近代オリンピックの 聖火採火場所 |
オリンピア考古学博物館 | 紀元前4300年の土器 | 紀元前2000年 |
紀元前1400年 | 青銅 | 青銅の軍服 | ゼウスの神殿の破風 |
ウリアム | ムスハリ・ホkニスト | オリンピアの街 | レストランにいた芋虫に 棒で突付くと敏感な動きに 皆で大喜び |
今年2004年のオリンピックに 間にあった橋 |
渡りながらの撮影 | レパントの戦いが あった海峡 |
カタクリの花 |
デルフィーの下と上を繋ぐ階段 | 部屋から見えた夕陽 | 夕陽モードにして撮影 | 毎回、ライスが付くがもちろん 長細くボロボロ。 チキンが美味しかった |
2004年10月23日(土)晴れ、31℃
アテネ9:00発〜コリント〜ミケーネ〜オリンピア20:00着(600km)
大統領官邸前の衛兵
神話と遺跡の国ギリシャの初日はアテネの見学から始まった。今回のお客様は熱帯魚の餌などのメーカーのテトラさんの懸賞で幸運にも当たった5組の方々。当選者には電話でお知らせされたが、突然の旅行のご案内にスケジュールが合わず断念する方もたくさんあったようだ。繰上げ繰上げで残った5組の方々と聞くと、尚更強運を感じる。この運を少しは分けてもらえるかもしれない、などと思っている私。お天気に恵まれたアテネ市内観光はまた大型客船から降りたアメリカ人にもみくちゃにされた。今年は夏は少なかったが、この秋は毎日入って来ているらしい。他の街で一緒にならないといいのだが・・・。アクロポリスから眺めたアテネの街はまったく変わっていなかったが、道路や場所によってはオリンピック前に整備されたようできれいになっていた。お昼は少し早めに代表的なギリシャ料理を取り、午後はペロポネソス半島の中央を走り、東のオリンピアまで来た。途中、シュリーマンの夢が現実となり発掘されたミケーネ文明の中心の遺跡を見学。お宝がたくさん掘り出されたこともでも有名。ほとんどはアテネ国立考古学博物館に納められている。夕方はガイドさんの神々の話を聞きながらバスは乾いた大地を走る。ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」の内容に納得がいかない様子のガイドさん。丁寧にとてもわかり易く神々のことを話してくれた。あのミケーネの娘をいけにえにしたアガメムノンはこのミケーネで奥さんとその愛人に暗殺されてしまう。映画とは違う部分である。ギリシャの神々は浮気物で、野蛮、嫉妬深い、裏切り、嘘つき、誘惑、子供でも殺す、親兄弟子供とも結婚する・・・などといいところはあまりないと、笑いながらオレンジ畑、オリーブ畑を抜けて進む。おしめをしているエルメスの話も面白かった。「まだおしめもとれていないエルメスが、アポロン神の牛を50頭も盗むはずがない」とママのマイア(5月のMAYの語源となった)が言う。そして、パパであるゼウスの浮気などの手助けをするのが悪知恵の利くこの子ヘルメス。途中で夕陽を眺めながらの快適なドライブは20時オリンピアのリゾートホテルに到着して終了した。「今日は600kmは走った」とドラーバーさん。お疲れ様!夕食にはオガナイザーのきれいなお姉さんより皆様の飲み物がフリーと太っ腹なサービスに全員疲れが吹っ飛んだようだ。ギリシャ神話の本はたくさんあるが、どれも難しいので読破した物はなかった。今回のために買ったのではないが、機会があれば読もうとして買っておいた本「図解雑学ギリシャ神話」で充分。ナツメ社の物で、日本図書館協会選定図書でもある。このシリーズ人文科学、社会科学、自然科学、情報科学とあり、500万部は売れているようで、絵と文章が簡単で楽に読めて役に立つのでおすすめ。
パルテノン神殿の正面 | 神殿の後方中央は修復中 | アクロポリスの丘の上の エレクティオン神殿 |
リカピトスの丘295m |
神殿の6体の女神 紀元前460年 |
遺跡に咲く花 | ディオニスス劇場と フィロパポスの丘 |
バラの花がどこも きれいで満開だった |
丘から眺めたアゴラの アギ・アポストリ教会 |
オールド・アゴラの へパイトスの神殿 保存状態がとても良い |
総大理石のオリンピック 競技場の5輪:1896年 第1回のオリンピックが 開催されたスタジウアム |
2004年アテネ・オリンピック メイン会場 |
ランチ:ムサカ | 羊のチーズ・サラダ | スブラキ(ポーク)とライス | テーブルの上の花 菊のようだが葉が違う |
ミケーネ:シュリーマンの 子供時代からの 夢がいっぱいの遺跡 |
獅子の門は修復中 紀元前1350年 |
円形のお墓 | アムレウスの宝庫 入口まで34m、幅4m 盗掘されて何もなかった と言われている |
遺跡に咲く花 左のアムレウスの宝庫の 内部は高さ13m、 直径14.5m 天井にすすがあるのがわかる |
コリントの運河 幅23m水面 まで80m、水深7m、 全長6343m:1893年フランス の民間の会社が 15年で切り離した |
船がタグボートに引かれて 入って来くるのが見えたのは とても運がいい。 |
ギリシャ神話の1話とは違い ちゃんと西へ涼む夕陽 |
夕食:カネローニ | ペルカ・スペチオータ |
2004年10月21日(木)
レインボー・ブリッジからの夕焼け(横浜と富士山)
前泊の成田空港へ向かうバスの中より
バスの窓(ガラス)の灯りが少し映っているのは残念!
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