旅の空から
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イタリア(2005年)
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2005年09月02日(金)晴れ、29℃
ローマ

今朝も6時半に起きて、7時15分のカプリ島への親子さんを見送った。それから食事して、オフィスへ精算に行く準備。気になっているお残りのご夫婦へゆうべは「お買い物へはルイ・ヴィトン以外はパスポートはコピーで大丈夫ですから、奥様の航空券と一緒にセーフティ・ボックスへ入れてお出かけ下さい」と電話してしまった。それでもまだ心配で、オフィスへ行く前の9時半に朝食会場へ行くとお二人ちょうどいらしたので、「会社へ航空券を持って行く事になりましたので、最初の2枚だけいただけますか?」とウソをついた。案の定、まだパスポートと一緒にバッグに入っていた航空券を受け取り、ローマから日本までの部分を切り取り、羽田から青森(最悪はどうにでもなると思う)はそのままでお返しした。そして、すぐに部屋へ戻り、航空券をセーフティ・ボックス(現金は抜かれるので絶対入れない)へ入れホテルを出た。今日も暑くなりそうだったが、オフィスへの途中にある国立博物館へ見学に入ってみた。180回ほど来ているローマ・・・恥ずかしいけどまだ1度もここへ入ったことがない。絵画は大好きなので美術館へは時間を作って行こうと努力するが、博物館は歴史がわからないと今一理解し難いのでそのうち・・・となってしまう。今回のロンドンの自然史博物館と同じだ。エントランスがわからずに鉄格子から見えた土木作業中の人に聞くと駅側に変わっていた。私服の係員が二人イスに腰掛けて、おしゃべりしていた。お庭の石碑を見て、建物の内部へ入る。ネコが受付のカウンターに寝そべっている・・・・何だかのんびりした国立博物館だ。9時にはオープンしていたはずだが見学者はほとんどいなかった。係員も携帯電話でおしゃべりしているか新聞を読んでいたりといい待遇?を受けている。いつでも朝から長蛇の列で大混雑のバチカン博物館とは大違い。この博物館は古代ローマの浴場(ディオクレティアヌス帝浴場)跡に1911年イタリア統一50周年を記念して開館。そのために「テルメ(お風呂)博物館」と言われている。ディオクレティアヌス帝浴場はカラカラ浴場よりも規模が大きく3000人を収容することが出来たと言われている。16世紀にはミケランジェロが浴場の構造を生かして、後で行くサンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂を建設した。ミケランジェロの死の直後、1565年には、彼の構想に基づく回廊も建設されている。ローマ国立博物館は、20世紀末まではこの浴場跡を主たる展示館としてきたが、建物の老朽化や博物館施設としての不備が指摘されていた。このため、彫刻、壁画などの主要な陳列品は、近接するマッシモ宮 (Palazzo Massimo) と市内ナヴォーナ広場近くのアルテンプス宮 (Palazzo Altemps) に移され、そちらで公開されている。収蔵品は、ローマおよび周辺から発掘された古代の彫刻、壁画、モザイク、考古遺物などである。現在のこちらの展示物はローマ近郊の出土品や、フォロロマーノよりの発掘物が多かった。一番驚いたのは、安全ピン・・・こんな大昔に青銅の安全ピンが作られていて、いろんな物に使われていたようだ。つぼはギリシャのつぼとは違って素焼きの物が多い。石碑はすでに紀元前でもきれいなアルファベットで刻まれている物ばかり。ここは静かで涼しいので夏の暑い時には癒されていいかもしれない。博物館を出て、右へ回り込むと共和国広場へ出る。そこに面しているのは、一度は入りたいと思っていたミケランジェロ設計のサンタ・マリア・デり・アンジェリ教会。いつもジプシーがこの辺りはうろうろしている。今日も正面に子ジプシーがたくさんいたが、ちゃんと予防はしているので、盗られる心配はない。堂々と間を通って入っていった。ボロボロの外観だったので、内部も相当痛んでいると思い込んでいた私は入った瞬間足がすくんで動けなくなった。パリのサント・シャペルへ初めて行き「あっ」と発した後固まったあの状態に近い。頭の中で外観を思い出す・・・ちょうど浴場跡が国立博物館になっているので、頭の中は同時代の建物と思っていたからだろう。ちゃんと考えるとミケランジェロの時代なのだから、あのようにボロボロのはずがない。オフィスではすぐに精算が終わった。ランチまでの間、ベネト通りを散策して過ごすことにした。骸骨寺へ行こうかなとも思ったが、骨だけで作った祭壇など見たくなかったので写真だけにした。蜂の噴水でポリスが水を飲んでいた。ペットボトルにもつめている。「飲めるの?」「普通の水道の水だからね」と笑って言われた。100台はあると思われるローマで一番大きなインターネット・カフェを見学。その先の5年くらい前に行ったことのある「テラス・バルベリーニ」へ入って、2階のテラスへ行った。しかし、残念ながらサラダ以外は美味しくなかった。26ユーロは痛かった!オペラ座の周辺を回り、13時半にはホテルへ戻り待機とした。21時半にカプリ島からの親子さんがお帰りになった。みちのくのご夫婦もご無事だったようで安心した。明日は10時半出発なので、余裕もあり嬉しい。
国立博物館 浴場跡
テルミニ駅と共和国広場の間
庭園の奥の建物が
エントランス
受付にのネコ?!
7ユーロ
3階から見た中庭
9時〜19時 休館:月
1階の回廊
壁際にも展示物がある
中庭 ギリシャの影響が大きい 甲冑 紀元前5世紀
左手を胸に当てた夫婦碑
紀元前1世紀
静かな館内
紀元前の集落からの出土品
誰もいない館内
石碑が並ぶ
係員が一人新聞を読んでいた
つぼのコレクション部分
一人見学者発券 安全ピン 初めて見た
紀元前の安全ピン
飾りを付けた安全ピン
最初は何がわからなかった
丸いワッカを付けたピン
墓地からたくさん出土
大きなつぼの中の様子 左のつぼに入っていたつぼ 巨大な博物館 回廊中央にいた係3名
ミケランジェロ設計のサンタ・
マリア・デリ・アンジェリ教会
共和国広場に面した
ボロボロ入口 ジプシーに注意
入ると外からは想像出来ない
ほどの広さで驚く
規模は違うがバチカンに
似ている
中央祭壇と祈りの火
ロープがあり、本当にお祈りを
する人だけが中央祭壇の
近くまで入ることが許される
天井はそれほど豪華では
ないが柱の上部が凝っている
教会の右手にあったライン
すぐにミラノのドォモオを思い出す
上の柱の左手の茶色い部分
から光がラインへ注ぐ
ズームアップした穴の部分
この光が射す点で月日がわかる
12星座もありわかりやすい
ミンメイの射手座
高級ホテルやレストラン・
カフェが続く並木道ベネト通り

S字型の通りになっている
骸骨寺 お坊さんの骨で
祭壇を作ってあると聞いた 
ポルトガルでも見たが、ここ
はたぶん一生入らないと思う
ベルニーニの蜂の噴水
蜂から出る水は飲める ポリス
が来てペットボトルにつめていた
バルベリーニ広場に面した
インターネットカフェ 100台
のPCがある 45分2ユーロ
右がモーゼの泉のある教会 土埃のモーゼ・・・ サラダ・・・4.5ユーロ
バルサミコ酢が美味しかった
 
ブルスケッタ
3ユーロ
右はローマのオペラ座
クイリナーレ・ホテルの
裏側に位置する

共和国広場からも
テルミニ駅からも
徒歩5分以内
jホテル近くのバールに
あった3種類の
サボテンのお花が
可愛らしい






2005年09月01日(木)晴れ、28℃
ローマ

ローマ市内観光中にエルトン・ジョンを見てしまった私たち。ギンギラギンの服を着て街中で撮影をしていた。コロッセオに行って彼のコンサート用の特設会場の設置を見て、やっと本物のエルトン・ジョンを見たと実感。明日の夜にコロッセオでコンサートがあるようだ。
今夜もクーポン(83ユーロ:約11000円)の食事の日だった。全員の5人でベネト通りに近い、AURORA通りの10番地「AURORA 10」へ行った。レストラン前には張り出したテラスがあり、赤いイスが目を引く。店内は落ち着いた雰囲気の内装でテーブルのスタンドの明かりが素敵だった。前菜、パスタ、メインはどれも5種類ほどあるので、選択が大変。個々にあちこちに目が動いていて時間もかかりそうだったので、仕切る私。「はい、まず前菜はどれにしますか〜?」
2時間のディナーはとっても美味しく楽しい夜となった。あのご夫婦は明日はナポリ・ポンペイへ7時半にお出かけだったが、「疲れたからやめるよ・・・お土産も買わないといけないし」と、突然キャンセル。ご主人が以前行って良かったからと奥様に見てほしいからと日本にてすでにお申し込みだった。もちろん、明朝のことでご返金はなし。お二人で約30000円、もったいない(~_~;) 聞くと奥様が「そんなポンペイが遠いとは思わなかったの。半日で帰ってくるかと思っていたから・・・」困ったことに・・・この奥様はパリでもここに到着しても航空券を私に預けない。今日も奥様だけが持ったままでローマまで来たので、ご主人も「ミンメイさんに預けたら」って、言って下さったけど「いいの」って頑固。「明日は何時にどちらへ?」「まだ決めていないし、適当にやるから心配しないで」って・・・う〜ん、かなり心配なんですけどぉ〜。万が一、明日のフリータイム中にスリや置き引き、引ったくりにあったら、パスポートも航空券も持って行かれることになる。「セーフティ・ボクスに預けます」って言ってらしたけど、パリでも預けていなかったようで危ない。今夜も再度お願いしたけど、どうされたか・・・。オプションで遠出していただけると安心だったのに・・・何事も起きませんように!
AURORA 10 
TEL:06 474 2770
レストラン名はj住所そのもの
この時期のこの明るさで19時
店内は天井の高い洒落た
雰囲気のシーフードの
美味しいレストラン

服はきれいカジュアル以上で
シェフのおすすめの前菜
5種類の小皿が来た
スモーク・サーモン、イカの
唐揚げ、たこの酢の物など
自分のお皿に取り分ける
私のチョイスの2皿目は
オマール海老のリングィーネ
上に大きなハサミがある

ここで作っているパスタは
本当に美味!
アスパラガスの
タリオリーニパスタ
目の前で焼いてくれた
牛ヒレの串焼き
フライパンはフランベ中
火が見える
私のチョイスの手長海老と
車海老のグリル







2005年04月22日(金)晴れ、18℃
ローマ


「カフェ・グレコ」のカプチーノ約750円(5ユーロ) 勇気のいるお値段!
スペイン広場から伸びるコンドッティ通りの右側
今上天皇両陛下が奥のサロンで珈琲を飲まれた時のサインもある
カウンターで立って飲む料金とサロンで着席でのお値段は違うので注意!

フォロ・トライアーノ トライアーノ市場 
まだ遺跡の発掘調査中
紀元前の建物郡
ほとんどは破壊されている
シーザー
フォロロマーノ
セヴェルス凱旋門
政治経済の中心地だった
入場無料
カンピドリオ広場の博物館
コンセルヴァトーリ宮
ヴェネチア宮殿
1455年
ミケランジェロ設計の階段
正面はローマ市庁舎
コロンナ広場
190年建立
柱の彫刻が素晴らしい
聖パウロ像
ホテルのロビーのソファーに
いたずら パンダに見える?







2005年04月21日(木)晴れ、15℃
ローマヴァチカン市国含む)  イタリア建国記念日


ヴァチカン市国のサンピエトロ寺院
2日前に新法王様が誕生したばかり
ゆうべ22時半頃ローマへ4名様と入って来た。おしゃべりの止まらない仲良し新婚さんがアップグレードのテルミニ駅近くのホテルに宿泊。アシスタントさんが出迎えてくれたので安心.。ご挨拶後、奈良の大人しい年配のご夫婦と私はボルゲーゼ公園に近いホテルへと向かう。夜でまったくわからなかったが、今日になってホテル近くの道にはきれいなピンクの満開のボタン桜があった。気になっていたヴァチカン市国・・・午前の早い時間ならまだ何も始まらないので入場出来ると聞きホッとする。急いでサンピエトロ寺院へ行ってみる。TVで見ていたあの大勢の人々はいったいどこへ消えたのか、ほとんど普段と変わらない人々の訪問数だった。4名のお客様はずっとこのコース中どのTVでもこの場所が写っていてので大興奮「わぁ〜、ここ?ここなのですね〜?すごいすごい!信じられない!」
ミニバスだったためにSTOP可能なので、真実の口にも立ち寄ってもらった。今回のツアーはいろいろと運転手さんに根回ししているので、普段は行かない所、STOPしない所と得しているお客様。喜んで下さるのでご案内のし甲斐があってこちらもとても嬉しい。コロッセオではガイドさんと話して20分のフリータイムをいただき、皆様をフォロマーノへご案内。しかし、今日はコロッセオ内部だけでなくこちらも係員さんがイタリア名物のストライキ中だった。柵から内部の写真を撮り、戻ってから凱旋門とコロッセオを両方入れ記念撮影。トレヴィの泉で「またローマへ来れますように!」とコインを1個投げ入れてもらい、そこで市内観光終了。ガイドさんへはチップをお渡ししてここでお別れ。その後はフリータイム。おすすめのレストラン、スペイン広場、コンドッティ通りへご案内した。昨日のルーブル博物館へご案内し2時間お待ちした後のパリのラーメン&餃子も今日のパスタ&ピッザもしっかり人数割りされたが、嫌々ご案内してはいないので気楽。どうしても海外へ出かけていると言うだけでリッチなイメージの我々の仕事。毎回レストランで食事など贅沢は出来ない。レストランでの1〜2時間の食事時間と食事前後のホテルの移動時間も含み3時間など、とても疲れるため部屋食するのが多い私。イタリア・ポルトガル、東南アジア以外で美味しい物はないと思っているのも理由の一つ。コンドッティ通りでヴィトンへ行きたい方があったので、ご案内し、スペイン広場で皆さん「後は適当に歩きます」と言われ解散。これからの季節にと軽いストールを探してぐるぐる歩き、結局諦めて帰ろうとしてスペイン広場へ戻った。ちょうど16時頃だったが、楽隊が来ていて演奏を始める時だった。1チャンネルのキャスターが私の目の前で近くにいた人にインタビューの許可をもらい、本番を待っている。スペイン階段で観光客の群集に長い間演奏していた今年は。今日はイタリア建国記念日のためのイヴェントだとう。花火も上がる予定が今年は予算の関係でなしとも聞いた。疲れていたので演奏途中で遠いホテルへタクシーで帰って来た。お昼の食事が重かったので、夕食はせずに今夜は早めに休むことにした。「明日、お買い物と市庁舎へ写真撮りに行きたい」とさきほど電話があったので、ご案内する約束をして休んだのが結局23時半。明日のランチはどうかなぁ〜(~o~) 掲示板のレス入れをお休みしているが、結局その分旅日記を書き込み出来る(最近は現地から画像UPで終わっていることが多かった)ようになり、4時間とか平気でPCとニラメッコ。目にも腰にも悪そうだが、好きだから止められない?!
サンピエトロ大聖堂正面 新法王が登場したバルコニー ミケランジェロ設計のクーポラ クーポラの下 聖堂内部より
V・エマニエル2世記念堂
バスの中より
コンスタンチヌス帝の
凱旋門とコロッセオ
真実の口
ウソをつくと手が噛まれる?
満開のボタン桜が
青空に映える
中央の黄色いのが
「ナカタ」と言うジェラート
ペンネアラビアータ:7ユーロ
カルボナーラ:7.5ユーロ
シーフードスパゲッティ
22.5ユーロ
  
他にピッザも取った
スペイン階段で演奏する
警察音楽隊

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